HAP-Z1ES (Sony) 2013年

オーディオ機器

今更ながら購入した1TB HDDを内蔵したハイレゾ対応オーディオプレーヤー
発売が2013年と大分経過したモデルですが後続機もありませんが、現在使用しているネットワークプレヤーのうち、PIONEER N-50の調子が悪く(頻繁にフリーズ)、代替機を探していました。
未だに新品が購入でき到着しました。
開封してみました。本体にシンプルなリモコン、LANケーブル、RCAピンプラグ取説など
とりあえずRACプラグとLANケーブルを接続して初期設定を行いました。音声出力はRCA、バランス出力のみ。N-50は光/同軸/USB全てでデジタルIN/OUTでしたがシンプル。

電源入れてみました。デザインはシンプル、中央に表示パネルとジョグダイアル。右側にシンプルな操作系 まずはネットワークの設定(固定アドレス)から始まります。
無線LANも使えますが2.4GHz帯のみなのでパス。 設定が完了してホーム画面。サンプル曲で再生確認。ボタンとボリュームでアルバムは選択再生ができますが使い勝手は良くない。音楽ファイルを内蔵のHDDに転送するHAP Music Transferをインストール。  Hi-resファイルを中心に200 GB位転送、後で気がつきましたがファイルのコピーは取説ではHAP Musiv Transfer経由とありますが固定IP打つと内部のフォルダーが見えるのでそのままドロップするほうが簡単です。(削除も同様) 本体はHOME、back、enter、再生と選択用ボリュームのみ。 リモコンもシンプルすぎて大量のアルバムを選択するにはあまり使えない。操作系はタブレット中心になりそうです。 タブレット(XPERIA Z3 Compact)で操作するためにアプリケーション(HDD Audio Remote)をPlayStoreからインストール。  このアプリケーションはレスポンスもよく優秀で、起動はもちろん、ジャンル、アーティスト、アルバムなど、さまざまな方法で楽曲検索ができます。また、時間帯や気分にあわせて自動的に楽曲を分類して再生ができるなどソニーらしいアプリケーションの作り方でパイオニアより質は高いです。 本機はバージョンアップによりミュージックサーバー機能のありN-50やBeoSound5からもアクセスできます。またまだ試していませんがUSBハードディスクからの再生も可能のようです。 音質はN-50と比較しても違いが感じられます。N-50も決して悪くありませんでしたがHAP−Z1ESは高音、低音ともしっかり再現し音の解像度の広がりを感じさせてくれます。再生しているファイルはWAV(44.1kHz)、Flac(96〜192kHz)、DSD(2.8224MHz)のみ。 基本的な設定はオーディオ設定。DSEEは圧縮音声を高域補完やビット拡張を行い、更にDSDリマスタリングエンジンで、DSD信号に変換し高音質化しますがHi-res音源が中心なのでOff。DSDリマスタリングはDSD信号に変換し高音質化されるのでON。 液晶部も解像度も高く、アルバムピクチャーやファイル情報が分かりやすい。 

ハイレゾファイルを再生してみましたがサウンドは伸びやかでなめらかなです。 本体スペックは
全高調波ひずみ率:0.0015%以下
周波数特性:2Hz-80kHz(-3dB)
HDD:内蔵HDD容量 1TB
拡張対応:USB端子Aタイプに接続
インターネットサービス:インターネットラジオ TuneIn, radiko.jp, Spotify Connect
その他:最大楽曲管理数(動作保証) 20,000曲
ギャップレス再生:(DSD,WAV,AIFF,FLAC,ALAC,WMAロスレスに対応)
スリープタイマー:120/90/60/50/40/30/20/10 分 (2014年7月実施のソフトウェアアップデートにて対応)
ボリュームノーマライズ:Auto/Off
対応アプリケーション:PC音楽自動コピーアプリ:HAP Music Transfer (Windows/Mac)
モバイルアプリ:HDD Audio Remote (Android/iOS)
オーディオ設定
圧縮音源高音質化回路:DSEE auto/off (DSD除く)
DSD変換回路: DSDリマスタリングエンジン
オーバーサンプリング回路:オーバーサンプリング (ダイレクト8倍、ノーマル/プレシジョン)
ネットワーク仕様:無線LAN(Wi-Fi)(IEEE802.11b/g/n)
LAN端子 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
出力:実用最大出力(JEITA 10% 1kHz 4Ohm) –
音質補正:トーンコントロール –
オーディオ入力:光 –
ライン(RCA) 1系統(金メッキ)
バランス(XLR) 1系統(金メッキ) ※フルバランス
EXT端子 USB端子Aタイプ 1(外付けHDD/USBメモリー/外付けCDドライブ接続用)
その他の出力 IR out 1
消費電力:25W
外形寸法(幅x高さx奥行mm):430x130x390
質量:14.5kg
旧デバイスを置いてある子供部屋。唯一の現行機で本機の導入でここでの音楽再生が増えそう。 

本機の1つの特徴してSpotifyの再生デバイスとして利用できる点です。 

SpotifyアプリからLAN経由で再生してしてくれます。いままでは別の部屋で使用してるSTR-DN850(Sony)でBluetooth経由で再生していましたがBluetoothの帯域と比較するとLAN経由での再生は大分ちがいます。  ネットワークプレヤーを含め NAS等のネットワーク下のファイルファイル再生が中心でしたが本機の特徴は1TBのハードディスクを内蔵しノイズ源と言われるHDDをD/Aコンバーターと共に同じボディに内蔵しているが特に弊害となることがないようです。 本機のように内蔵HDDからファイル再生するタイプとPIONEERのようにNASやUSB、PCからのUSB DACと使えるなど用途が様々です。今までは音楽再生のソースはディスクが中心でした。このようなネットワークプレヤーやSpotifyなどの音楽配信での音楽再生の利便性は非常に高く、従来のディスク再生から遠のいてしまいそうですがやはり再生デバイスによっての違いも魅力です。  

コメント