BeoPlay A8 2012年

オーディオ機器
Bang&Olufsenの世界 Vol3 BeoPlay A8 (Bang & Olufsen)  2012年 139,800円
シンプルで心地よい音が聴けるBang & Olufsenが作ったボータブルオーディオプレヤー。 
VAIOのラジカセ型PC、CDラジカセと紹介しましたが今回は北欧のオーディオメーカ、Bang & Olufsenが作ったAirPlay対応することでiPod、iPhone、iPad、Macに接続できるスピーカードック型のオーディオデバイス。 
iOSデバイスに接続せきるドックはいくつか存在しましたがBang & Olufsenらしくデザインにもこだわった1台。 
メタリックシルバーのアルミボディの両脇にの円錐形のスピーカーはシンプルでかつエレガントなデザイン。デザイナーはデビッド・ルイス。 
アルミの筐体をフラットなデザインでB&Oらしいイメージを醸し出しているいます。特にスピーカー部はアルミのリングが特徴で見ただけでBang & Olufsenと分かるたたずまいです。 
ネオジウムマグネット採用の2ウェイスピーカーを搭載しており、ミッドレンジ/バスユニットには2個の70W(4Ω時)デジタルアンプとこのサイズながら強力です。  
中央上部にはLightning型のドッキングアタッチメントを付属されていて、ダイレクトにiOSデバイスを接続できます。AirPlay時よりもダイレクト接続は音質の密度が上がったように感じます。 
ワイヤレス接続はiPod、iPhone、iPadで本機を無線LANのアクセスポイントに登録すれば出力が可能となりまた直接接続も本体中央端子で行えます。近くのMacデバイスからもAirPlayで接続が出来るため、再生環境を選びません。  
ドック以外にもライン入力またはUSB接続にも対応しているためWindows機からの音声出力もできます。 
基本操作はiOSデバイス側になりますが操作系インターフェイスも備え、中央のリング状スイッチで音量の調整や曲送り/戻しが行えます。 7070
普段は和室の一角に置いてあり、畳に座りながらゆっくりと音楽を流しながら読書できる環境です。 
 
再生周波数帯域は38~20,000Hzで、クロスオーバー周波数は3,300Hz。バスイコライザーや、音響性能を最適化するカスタムサウンドモードも備えています。前回紹介したCDラジカセ ZS-D1(SONY)とサイズ的にはそれほど違いはありませんが特に低音域の再生能は強力です。  
単なる音楽を再生させるオーディオデバイスだけではなく、円錐形の強力なスピーカーとスリムなデザインで、空中に浮いたかのようなデザイン処理はB&Oしか作れないデバイスです。 
本機はiOS向けのスピーカードックとしての位置付けにフォーカスされやすいが、B&Oらしいデザイン、音質のクオリティに加えネットワーク環境下での再生能など目を見張る1台です。 

コメント

  1. さとう より:

    私も白の方を持っていますが、現役で使用してます。同じ様に愛用されている方がいらっしゃって嬉しいです。
    このかわいらしいデザインから出てくるとは思えない様な透明感と重厚さがあって、とても気に入ってます。

  2. Lancelot より:

    BeoPlay A8はコンパクトな筐体ながら、一般的なコンポ型オーディオと同等の迫力のあるサウンドを奏でてくれます。DLNA接続でも問題ありませんが、再生デバイス(iPhone or ipodのLightning Connector)に制限があることが玉に瑕です。私はiPodを3台ほどストックしています。本体またはiPodが壊れるまで使っていこうと思っています。