MDS-JA3ED プチ修理のはずが・・・

オーディオ機器
MDS-JA3ES (Sony) 1995年
久しぶり(1年半位)に電源を入れてMDディスクを再生しようとしたところ。  
まずローディングがしなくディスク(TOCが読めていない)ない状態。取り出しもできず、無理やりMDディスクを引っ張り出しました。(これを数回繰り返したのがマズかった)
モーター音はしたのでゴムベルトの経年劣化だと思い中を開けてみました。 
プリーにはベルトが切れていました。 
切れたゴムベルトを取り除き、交換を行いました。 
ここまでは特に問題はなく、新しいベルトに入替てドライブを仮止めしMDディスをいれてみました。
MDディスクはゴムベルトを交換したのでスムーズにローディンしましたが、相変わらずTOCをずっと読み込んでいる状態でその後ディスクエラー。 
ドライブを外してみました。よく見ると上部のTOC読み込みと録音用のヘッドが外れていました。
ドライブを分解していきます。 
カバーを外すとピックアップ部の基板が見えてきます。
見事にヘッド部が外れて(壊れています。)。 おそらくディスク挿入時にヘッドが当たっている状態で無理矢理に何度も抜き差ししたためかもしれません。
録音ヘッド部。私には修復ができないので翌日実家にピックアップが弱っているドライブがあったので取りに行きました。  
左側がピックアップは使えないけれど録音ヘッドは大丈夫そうなドライブで右は現行機のピックアップは問題ないがヘッドが壊れたドライブ。 
単純に録音ヘッドだけを入れ替えました。 
仮止めしてMDディスクを入れて見ました。
TOC読み込み。ディスクを再生しました。MDはディスク挿入時にヘッドがTOC(ディスクの目次「Table of contents」)を読みに行くので引っかかると大変なことになることが分かりました。
以前紹介したPD-3000も片付けていませんがアンプに接続して再生/録音をチェックします。 
特に問題なく再生/録音が行えました。 
MDプレヤーもCDプレヤーと同様にピックアップ、ゴムベルトなどの経年劣化は避けられませんが、MDは録音ヘッドがディスク挿入時にアクセスに行くので無理矢理ディスクの出し入れを行うと今回のようなトラブルになるようです。 4262

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