GENIO e550GX/MD (Toshiba) 2002年 標準価格99,800円
Windows of PocketPC(WindowsCE)を搭載しCPUスペックも高かったPDA。PDAが花形だった当時PalmOSしか使わなかった中、唯一使ったキーボードなしのCE搭載のPDA
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当時、CLIE(Sony)を使っていましたが、本機が発表されスペックに負けて購入してしまいました。その後、すぐにCLIE NZ90が発表され、結局PlamOSのレスポンスの良さに負け、あまり使わなかった悲劇のマシンです。
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当時のWindowsCE機(PoketPC機)としては最大量の128Mを内蔵し、CPUもクロック400MHz(Intel PXA250)とclieやsigmarionが200Mhz前後のクロックでしたのでスペック的にはモンスターマシンでした。
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400MHzは当時のPC並でした。
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サイズ的にも(125×76.5×15.9mm/約170g)と薄型/軽量でした。
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LCDも解像度は標準的(240×320ドット)でしたがサイズが4inchの低温ポリシリコンTFT液晶は見やすく使い勝手が良かったでした。
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PDAの容量不足を補うために本機は記録用として1GBのマイクロドライブが標準装備さえていていました。
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マイクロドライブは小型のHDDでしたがさすがに1GBを当時使用することはなかなかありませんでした。
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カードスロットも2つ装備されコンパクトフラッシュとSDメモリーカードの2スロットを搭載したPDAであった。SDカードをメモリ代わりに使えるのとCFスロットに無線LANカード(BUFFALO:WLI-CG-S11G)を差して使っていました。結局無線LANカードがCFスロットに差しっぱなしだったため、高価なマイクロドライブの使い道に困り、デジカメに使っていました。
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NZ-90やNX80Vは重要級で無線LANカードを挿入しても200g以下と今のスマートフォン変わらずポケットに収納できたのは魅力でした。
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この頃のPDAはビジネスユーズであり、内蔵カメラは付いていなかった。同時期に発売されたCLIEには搭載されていた。代わりにオフィス系アプリ(WordPoketやExcelPoket)は標準装備されていてDOCやXLSファイルは読み込めたり編集が可能でした。
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本体スペックとして
OS Microsoft(R) Pocket PC 2002 Software(Windows CE3.0)
プロセッサ Intel(R) PXA250 アプリケーション・プロセッサ 400MHz
メモリ RAM 128MB (SDRAM) ROM 32MB(Flash ROM)
ハードディスクドライブ マイクロドライブ(1GB)
表示機能 画面表示 240×320ドット
ディスプレイ 低温ポリシリコンTFT液晶/4.0型(反射型、フロントライト付き) 色数 65,536色
インターフェース ■CFカードスロット(TYPE II)×1 コンパクトフラッシュメモリカードまたはCF+カード(3.3V対応品)が挿入可 ■SDカードスロット×1※3 SDメモリカードまたはSDIOカードが挿入可 ■赤外線ポート×1 IrDA Ver1.2準拠、データ転送速度 最大115.2kbps ■ステレオヘッドホンジャック(φ3.5mmステレオミニプラグ)×1 ■クレードル接続ポート×1 ■ACアダプタジャック×1 ■USB(Client/Host)※4
外形寸法(突起部を除く) 76.5mm(幅)×125mm(高さ)×15.9mm(奥行)
質量 約170g(内蔵電池を含む)
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この機種も含め、WindowsCEやWindowsMobile機全体に言えることですがあくまでWindowsOSのサブセット版であり、同時期のPlamOSや後のiOSには、レスポンスや操作性に関しては遅れをとっていたと思います。
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メリットはこ当然ではあるがWindowsとの連携では申し分ないものでありました。しかしMicrosoft Windows for Pocket PCOSは完成度はそれほどでもなく高性能なハードに対してOS自体は非常に重たいものでした。
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