Mac Pro Late 2013

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Mac Pro Late 2013 (Apple)

MacのフラッグシップマシンMacPro  

本機が発売されたのが2013年。当時はなかなか出荷が不安定で私のところにやってきたのは2014年の秋頃でした。(以下当時の写真) 
MacPro。その名称のとおり当時の仕様はプロ向けとされていました。 
実際のポテンシャルもサーバー向けのIntel XeonE5を搭載して4コア版と6コア、最上機は12コアCPUを搭載するなど当時としてはとんでもないモンスターマシンでした。 
一番驚かされたのは円形型のデザインでした。黒く光る筐体は従来の角形のPCデザインを根本的に打ち破る革新的なデザインでした。 
このハイスペックだったマシンも9年間、毎日職場で電源つけっぱなしで可動していました。  
前回紹介したとおり、ここで引退となり家に引き上げてきました。
とは言ってもまだ動くこととデザイン的にも気に入っているため部屋に設置し、リカバリーしました。
このMacPro2013はまだ紹介していなかったため、改めてレポートします。 
スペック的には当時のサーバー向けCPUIntel XeonE5を搭載した。Appleらしい個性的な円形デザインMac. 
電源を入れるとシステムが起動する際にはポート周りが段階的に発光するギミックは見ていても楽しいものでした。 
通常インターフェイス系はPCの背部にありますが本機は前面パネルに集約されています。 
特徴的なのは6つの「Thunderbolt 2」のポート(DPポート兼用)があり、同時に3台までの4Kディスプレイを接続することができました。私の環境もHDMIを使用せずDPポートから4kモニターに接続しています。ネットワークは有線LANが2系統あり、業務で別のセグメントを使用するのに便利であり、私も仕事では仮想環境で利用していました。 
type−A(USB3.0)が4ポートとヘッドホン端子とライン出力を装備。 
内部のアクセスはロックスイッチで簡単にケースが持ち上がります。 
内部です。本機のハードウェアは三角柱型の構造となる特徴的な構成。 
カバーを外した状態。排熱機構がしっかりとしているため熱によるトラブルはありませんでした。 
1面はSSDが配置されています。 
もう1面はGPU(AMD Fire Pro D300)が配置されています。 
RAMスロットは4スロットありポートパネルにそれぞれ2スロット配置されています。RAM増設は純正以外はすべて交換しないと起動しませんでした。 
本機を購入した当時は一番安いタイプで318,800円でSSDを512GB、メモリを32 GBなどに変更しかなりの出費でしたが結果として9年間使い続けることができました。 
その後新しいMacProも発売されましたが2013よりデザインも非凡でかなりのオーバースペックと金額でM1Macの登場によりあえてIntelCPUを使用する必要性を感じなくなりました。代わりに購入したMacStudioはシンプルでM1Maxチップも高性能であり長く使えそうです。 
家に持ってきてモニターも同じ環境で接続。職場と同じ環境を作りました。最近入れ替えたWindows機(EndeavorMR8400)の出番がゲーム以外は無くなりそうです。
デスクトップPCでさすがにこのデザインのPCは出てこない。BeoSound5(B&O)が横にいますが違和感がありません。 
AirPlay経由でアンプに接続できるのでAmzonMusicUnlimitedの再生はむしろMac環境のほうが便利で使用頻度があがりそうです。サブスク再生に慣れると音楽を聴くスタイルが変わっていくのが恐ろしい。 
本機の筐体は今眺めていても驚くほど新鮮で外観はもとよりデバイスデザインはデスクトップPCのの伝統と解釈を変えるものであります。
今でもこのようなデバイスの登場はなくアップルでしか作れない芸術品の1つだと思います。 
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