VAIO C1XG

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VAIO PCG-C1XG (Sony) 2000年

PCG-C1XEからCPUとHDDが強化されたスリムタイプのC1 
ビネガーシンドロームが酷く偏光フィルムを交換したVAIOです。 
キーボードの黄ばみが気になりますが予備がないのでこのままの状態。 
このPCG-XGはC1シリーズの2世代目(PentiumⅡ世代)の初代PCG-C1XEからクロックアップ(266MHz→400MHz)されたモデル。 
以前紹介したPCG-C1XFは形式は違いますがほとんど違いが分からないモデル。どちらも2000年に発売されXFは春モデル:2月発売、XGは夏モデル:5月発売。CPUにMobilePentium II-400MHz(PentiumⅡでは上限)を採用し、64MBのSDRAMメモリー(上限192MBまで可)と12GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載していました。チップセットはIntel 440ZX AGP chipsetで、グラフィックチップは米NeoMagic社のMagicMedia256AV(NM2200) 
リカバリーを行い、HDDも状態の良いものに換装してあります。 
C1XG、C1XG/BPともに、FDDがオプションになった以外、本体のスペックは2月に発表された「C1XF」と同じ。液晶部は1,024×480ドット8.9インチTFT液晶を搭載する。また、独自アプリケーションに、本体内蔵のCCDカメラ「MotionEye」により手の動きを取り込むことでページ送りや戻しを操作できる「CyberGesture」が追加された。 
詳細(レビュー)はPCG-XFを参照してください。
C1シリーズはこのPentiumⅡモデルが一番安定していて使いやすかった。この後のCrusoeモデルはとにかく遅かった。 
このC1の弱点もモーションアイもまだしっかり機能しています。 
本体スペックは
CPU:Pentium IIプロセッサー(400MHz 内蔵1次キャッシュ32KB)
チップセット:440ZX AGPチップセット  システムバスクロック 66MHz
2次キャッシュ 256KB(プロセッサーチップに内蔵)
HDD:約12GB(Ultra ATA)
メインメモリー:標準/最大 SDRAM 64MB(オンボード)/最大128MB
拡張メモリースロット:(空きスロット数) 専用メモリースロット×1(1)
グラフィックアクセラレーター:NeoMagic MagicMedia256AV(NM2200) ビデオメモリー 2.5MB(ビデオチップに内蔵)
内蔵ビデオカメラ:1/6 インチCCD41万画素(f=2.8mm F2.8)
LCD:8.9型、ウルトラワイドXGA(1,024×480ドット)対応、TFTカラー液晶
PCカードスロット TypeII×1、CardBus対応
オーディオ機能 ウィンドウズサウンドシステム互換、内蔵ステレオスピーカー、内蔵マイク、
内蔵FAX/モデム 最大56kbps (V.90/K56flexTM自動対応)/最大14.4kbps(FAX時)
キーボード:ポインティングデバイス 約17mmピッチ86キー
電源 ACアダプターまたはリチウムイオンバッテリー
消費電力/40W/2W
本体外形寸法 248mm×27mm×153mm/約1.0kg 
C1XE、XF、XGを並べてみました。外見的には違いが分かりません。(手前がXG,奥左がXE,右がXF)
このC1コンセプトは2000年前後のデバイス環境では本来のコンセプトを発揮できなかったのが残念です。今のコロナ時代の在宅環境ではモーションアイのスペックがFHDでCPUも低電圧Corei7、SSD、薄型の環境のVAIOなら確実に購入してしまいそうなPCだと思います。 
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