テープ版のプログラムは経年劣化によりロードエラーのリスクが存在します。私の場合はエラーが発生し始めてたらテープ音声をデジタル化(WAVファイル)して保存し必要時にテープに戻すか、PC側で再生し読み込ませる方法をとっています。
専用のテープレコーダーをライン入力端子のあるPC(VAIO_RT)に接続します。
ヘッドホン端子でも代替えできますがライン入力のほうが経験上?精度が高い気がします。
従来はWindowsのサウンレコーダーで行っていましたがテープ劣化によるノイズも拾ってしまいそのままだとエラーになる場合がありました。
現在はVAIOにあるSonicStage_MasteringStudioを使ってWAVファイル化しています。
ライン入力からテープデッキを再生しデジテル化します。
このソフトが優秀なのは入力時にテープ特性と余計なノイズ除去を行ってくれる点です。
録音後にファイル出力します。
再生はWindowsメディアプレーヤーではエラーが多いので私はVLCMediaPlayerでモラル再生させています。
この方法で8割弱のテープはデジタル化して再生ができました。
ロードエラーで放置していたゲームをWAV化してました。
VAIOのヘッドホン端子とFM-8のオーディオ入力を接続します。テープに戻すことも可能ですが時間とコストもかかるので大抵はこの方法で読み込ませています。
無事ロードし起動しました。
同じくモンスターパニックもロードできないのでWAV化しました。
同様に起動が可能でした。モンスターをかわしながらリンゴを取っていくアクションゲーム。1面ごとにモンスターの数が増えていき、文字通りパニックになります。
信長の野望です。既にWAV化しているのを読み込ませてみました。基本的なスタイルは30数年前も変わらないのが凄いです。
SPACE FIGHTER:コムパック製
擬似3Dのシューティングゲーム。この頃から漢字ROMが搭載されているとゲームでも表示が可能でした。
グラフィックデモもロードしてました。
今ではExcelで普通に出来ることが当時はなかなか大変でした。
テープは性質上どうしても劣化してしまいます。またカセットデッキも同様に故障のリスクが高まっていきます。劣化が始まり完全にロードが出来なくなる前に所有のテープ資源はデジタル化することをお勧めします。(けっこう時間と手間がかかりますが)MZシリーズ、X1、FMシリーズ、PC-60,80,88、MSXまではこの方法でWAV化しています。
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