テープ編集機能が充実した高機能カセットデッキ。
前回紹介したV800X(V900X)と一緒に修理したデッキ。
大分前に実家から持ってきたままインジケーター部のLEDが点灯しないため放置状態でした。部品が手に入ったので一緒に修理。
分解して取り替えましたが残念なことに1カ所のみ点滅しませんでした。なかなか部品が入手できないためここで妥協。
本機の特徴はフェーダースピード調整可能ができオートフェーダー機能搭載。テープ編集機能満載でした。
オートフェーダーキー(左)と操作系ボタン。当時これでオリジナルテープ作成に頻用していました。
フェードスピード調整と録音ボリューム、リバース切り替え、テープセレクト等々。
取説が見当たらないので本体スペックは見つかり次第記載します。
本機のもう一つの特徴が高速リバース。音のとぎれが完全にないわけではありませんがリバースしているのを感じさせません。
ヘッド部。
ボンネット部と背部。
前回紹介したV800Xも当時のTEACのデッキは他社にない独自のスタイルを持っていました。
この時代、各社ともカセットデッキとしてのデバイスにかなり力を入れていてかなりのバリエーションと力作がありました。そんな中でも本機は個性的で多機能な1台でした。
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