F-580 (PIONEER) 1982年 42,800円
FM/AMデジタルシンセサイザーチューナー
同時期のF-780のコストダウン機で機能的には簡素化されていますが若干ノイズ入りますが現在でもちゃんと受信しています。
フロント部はFM/AMが各6局がプリセットされています。
機能的にはRF相互変調特性の改善をするため、フロントエンド部の充実をはかり、ツインバリキャップや独自のバランスホールドコンデンサー方式を採用し、優れたダイナミックレンジを確保、RF素子にID MOS FETを、さらにダイレクトスルーMPX、パルススワロー方式の採用など、音質向上への技術を採用しています。
本体スペックは
型式 FM/AMデジタルシンセサイザーチューナー
S/N比50dB感度 mono:新IHF 16.2dBf
実用感度(Narrow、75Ω) mono:新IHF 10.8dBf
SN比(80dBf入力時) mono:86dB
stereo:80dB
高調波歪率(1kHz) mono:0.05%
stereo:0.08%
実効選択度 60dB(400kHz)
ステレオセパレーション 50dB(1kHz)
周波数特性 20Hz~15kHz +0.2 -1dB
実用感度 ループアンテナ:300μV/m
外部アンテナ:15μV
選択度 30dB
SN比 50dB
<総合>
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 9W
外形寸法 幅420×高さ60×奥行380mm
重量 3.7kg
当時はこの後紹介するPioneer F-120をメインに使っていました。本機と同じデザインのCT-970とおなじデザインだったので後で購入したものです。
デザイン的には当時のPioneerのデザインは他のコンポと異なり洗練された独自の世界観を持っていました。
このシリーズとプライベートシリーズとは共通のものがありますが本シリーズは単体としての機能も決して他の機器と引けを取らないものでありました。
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