PC-8001mkII NEC 1983年 標準価格 part2 ソフトウェア編
PC-8001と互換を保ちながらグラフィックを強化したマシン。
BASICはPC-8001のN-BASICと本機専用のN80-BASICを搭載していました。
N80-BASICはN-BASICの機能拡張版のようなものでグラフィックの命令語の先頭に「CMD」がついていました。
メモリはPC-8001同様32Kbです。
一応N80-BASICでベンチを行ってみましたがPC-8001とほぼ同じでした。
いつくかテープにあるゲームをLOADしてみました。
パックマンもどきですが、キャラクターで動いていました。(残念)
次にLUNAR CITY SOSというゲームをLOAD。
一応グラフィックで動いていました。
ここからは接続しているディスプレイ(Sharp:X1用)で写真を撮っていると反射がひどいので液晶(NEC_MultiSync LCD1525S)に変換ケーブルで接続。HEAD-ONをLOAD同じくキャラクターレベルのゲーム。結構高速に動きます。
ASTEROID BELT。当時は有名な方(芸夢狂人)が作成したゲームです。
CRAZY CLIMER。アーケードの移植版です。
SPACE INVADERS。アーケードの移植版です。PC-8001のグラフィック機能を十分?に使ったゲームです。
PUCKMAN3。先ほどのPUCKMANの進化版。グラフィックが魅力です。
最後にRALLY-X。これもアーケードの移植ですが、当時は結構ハマっていたゲームです。なかなかPC-8001mkI用のゲームが見つからず残念。
当時は月刊マイコン、I/O(今でもある)などの雑誌からゲームを入力していました。
写真はI/O別冊のマイコンゲームの本1~4巻(なつかしい。)
本機はPC-8001の互換を保ちながら当時求められていたグラフィックを強化したマシンでした。この頃はハードウェアの進化、特にグラフィックと音楽は比較的早く、CPUはそれほどでもなかったような気がします。本機もPC-8801やPC-6001が既にあり、ポジション的に非常に難しい位置に居たのがこのハードウェア仕様から推察されます。
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