PC-9821Xc13 (NEC) 1995年

NEC(PC-80,88,98)

PC-9821Xc13 (NEC) 1995年 標準価格308,000円
PC-98のWindows用クライアントマシン。

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XcはX-MATEからビジネス向けモデル。当時は高速だったPentium133Mhzを搭載してWindows95が標準OSとして搭載されたクライアントマシンで、本機もNECのExpressServerのクライアントとして使っていました。

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Socket5を採用していますが、PCIスロットは2つあります。
(Socket5の9821XbにはPCIスロットが1つしかない)ただ、PCI SETがLSI社製のWildCatなのでPCIスロットへの信号が化けやすいそうです。

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ビジネス向けモデルだけあって、故障は少なく毎日動いていました。(当時はこのようなスタイルで使っていました。)

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意外と保存状態もよく現在もWindows95がちゃんと起動します。

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当時のNECのキーボードはしっかりとした作りで長時間タイピングしても疲れなく、キーストロークも深く非常に使いやすかったです。

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本体スペックは
CPU Pentiumプロセッサ(133MHz)内蔵キャッシュ 16KB セカンドキャッシュ 256KB ROM(Flash ROM) 96KB(BIOS,N88-BASIC(86))、32KB
RAM 16MB(標準) 128MB(最大)
ビデオRAM 1MB(テキスト、グラフィック、アクセラレータ表示用)グラフィック表示 640×400/480ドット(1,677万色中256色)
グラフィック表示32ビットアクセラレータ搭載(ビデオアクセラレーション サウンド機能 PCM録音/再生機能

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フロッピィディスク 3.5インチフロッピィディスクドライブ(3モード対応)
固定ディスク 1.6GB CD-ROM キーボード コネクタ:ミニDIN8ピン(本体背面)
マウス バスマウス接続用 コネクタ:ミニDIN9ピン(本体背面) ディスプレイ アナログRGB入力 コネクタ:ミニD-Sub15ピン(本体背面)
プリンタ 36ピンパラレルインタフェース、コネクタ:ハーフピッチピン36ピン(本体背面)
シリアル 2チャンネル装備 スピーカ モノラルスピーカ内蔵
電源 AC100V±10%、50/60Hz、本体 380(W)×390(D)×150(H)mm 約8.1kg
本機はWindows95機としては十分なパフォーマンスを発揮していました。メモリも20Mbあり結構快適でした。
当時インストールされていたOffice95や一太郎Ver8などを起動させてみましたが結構今でも十分使えます。

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結局8年間稼働し続け、5台あったものを1台に集約して現在に至っています。特に故障もなく98って丈夫なんですね。

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