レコードプレーヤー PL-X7(39,800円),PL-X9(69,800円) (Pioneer) 1982年
せっかくPL-X7が動くようになったのでPL-X9と並べて聴いてみました。本当はPL-88FSもいっしょに比較したかったのですがラックから出すのが大変で。
普段使っている部屋は現在Privateだらけ（F-X9×2、A-X7×2,PL-X9、PL-X7、CT-X9、CT-X7、CT-X8W）なので、サブリビング（ほとんど子供ゲーム部屋）に2機を持ち込みました。
この部屋も以前使っていた機器（TA-E200ES：コントロールアンプ、TA-N220：パワーアンプ、X55ES:CD、KZ-42HS5000：プラズマ）が置いてあるのでTA-E2000ESと接続してみました。レコードは中島みゆきの予感を使用。
まずはPL-X7 PL-X9のフルオートとは違いマニュアル操作が中心。（自動的にアームが降りるのでオートって言えばフルオート）
回転数の自分でセレクトし、Strat/Stopボタンでターンテーブルが回りアームが出てくるのでボタンでARMを押すとアームが下がり再生が始まります。
カートリッジ部分もセンサー等ないのでシンプル。
ターンテーブルの径は17cm。PL-88FSのように演奏中はフタを閉めることができない。
音質はどちらかというとピュアな軽い感じの音質。
最初、ベルトのかけ方が悪かったため回転ムラと思いましたが微妙。PL-X9とはあきらかに音質が違う。
同じレコードでもプレヤーによって音質には差があることで一応解決。
後で判ったことですがネットをみると速度調整の仕方があるのでトライしてみようと思います。
次にPL-X9。
最初、演奏を開始したところ、音質が悪く音飛びが激しく。壊れたんじゃないかな。っと思いました。
一応、バラしてみたが異常なし。
そしてアームを出して、カートリッジ部をよーく見ると。
針の先端がない。これじゃ音飛びどころかレコードも傷がついてしまいます。
しょうがないのでPL-88FSの予備機からMCカートリッジを外し装着。
あっけなく普通に再生。
本機は、光学式デュアルアイセンサーとコンピューター制御で動くフルオートプレヤー。
CDPlayerのようにプログラム選曲ができ、8曲15ステップまでプログラムが可能。回転数も自動選別。
カートリッジ部の先端がセンサー部。
音質はPL-X7と比較すると重厚で低音が効いた感じの音質。
欠点は自動再生時に一曲目の再生時にアームが外に流れてしまうこと。
外見はほとんど変わらない2機ですが、音の性質は機種によって特徴があることが今回改めて判りました。
最後に、いまでも現役で動いているプラズマディスプレイ（KZ-42HS5000）。今時のフルハイビジョンのパネルと比較すると酷ですがDVDの再生には十分通用します。（但し暗い色は潰れ気味ですが。機会があれば紹介ます。）
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