スーパーファミコン:SFC (任天堂) 1990年

ゲーム機

スーパーファミコン:SFC (任天堂) 1990年 標準価格25,000円
大ヒットしたファミコンの後続機。CPUを5A22 65C816互換(16Bit)にパワーアップして色も32768色から選択可能な多数の16色カラーパレットと、それらのカラーを適用可能な16色スプライト、数十個以上のスプライト同時表示数、背景の多重スクロールと回転・拡大・縮小表示機能、3Dポリゴン描写、ソニーのDSPによるPCM音源の採用するなど当時のゲーム機のスペックのワンランク上の性能をもっていた。

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コントローラーは本体に直結するタイプからコネクタタイプに接続する方式となった。またコントローラーの上部にはじめてL・Rボタンが設置された。

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テレビとの接続は通常のピンジャック(RCA)となり、アンテナ(RF)接続の煩わしさから解消された。

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本体スペックは
CPU: 5A22 65C816互換, カスタム 16bit
クロック周波数: 1.79MHz、2.68MHz、3.58MHzの三段階切替え(入力21.47727 MHz)FXチップ搭載カセットで最大21MHzまで可能
RAM: 128KB DRAM
グラフィック: S-PPU × 1および2(生産途中からワンチップ化)
RAM: 64KB SRAM(VRAM、スプライトデータ、カラーパレットデータ)
解像度: ノンインターレース256×224, 512×224, 256×239, 512×239 / インターレース512×448, 512×478

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画面: スプライトとバックグラウンド (BG) 面最大4枚
BGキャラクターサイズ: 32×32 – 128×128
BG領域: 最大1024×1024(内部)
色: 32,768色中から選択
BG面の枚数とパレット数の組み合わせをモード0~7から選択。モードにより各BG面は4色、16色、256色パレット
スプライト: 最大128枚、横制限32枚、16色パレット、サイズ8×8, 16×16, 32×32, 64×64、縦反転・横反転表示可能
特殊エフェクト: BG面拡大縮小回転(1軸)、半透明、モザイク、ウインドウ、ラスター
2軸回転はラスターとの組み合わせによる
音源チップ: S-DSP (DSP) 及び 制御用S-SMP(SPC700コア) クロック周波数1.024 MHz(入力24.576 MHz) ソニー製
RAM: 64KB SRAM(SPC700用)
サンプリング周波数: 32kHz
同時発音数: 8チャンネル
16bit PCM音源 ステレオ (ADPCM)
メディア: カートリッジ式
AV出力: RGB21ピン/S端子/ビデオ/RF
拡張コネクタ
寸法: 200×242×72mm
重量: 約600g

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このスーパーファミコン(SFC)もかなり売れました。私は当時大学生でしたが友人の中にSFC版の「ドラゴンクエスト」を朝から晩までプレイしているやつがいました。わたしはあまりRPGはやらないのでもっぱらアクションやシューティング系をプレイしていました。

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懐かしい、R-Typeです。いまプレイしても十分遊べます。

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ファミコン(FC)同様、発売から20年以上経ちますが今でもしっかり動きます。

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