VAIO PCG-U1 (Sony) 2002年

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VAIO PCG-U1 (Sony) 2002年 open価格149,800円
小型タイプのVAIO。U1が発売されるまでは小型といってもWindows機ではC1シリーズが小さかったのですが、それ以上に小さい本機が出た時は結構衝撃的でした。本機に出るまではモバイル機はWindows CE機をメインに使っていましたがこれ以降はVAIOがメインになってきました。
そしてSonyはU3やU101それからTypeU、UXシリーズと小型のVAIOを発売していき、私も同じようにハマっていきました。

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C1シリーズから採用されている消費電力が少ないTransmeta社のCrusoeというCPUを使っていました。
CrusoeはX86互換のCPUで低消費電力を武器として登場し、クロックも1GMHz近く(933MHz)まで到達しましたが、いかんせんパフォーマンスが悪く、特有のもたつきがあった。結局これのCPU特性を解決できないまま、Intel等もCoresoloなどで追い上げたため短命に終わりました。

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本機もCrusoe(TM5800) 867MHzを採用、HDDが1.8inchであったせいかもしれませんが、小型化には成功したがPCとしてのパフォーマンスは決していいものではなかったです。但し、当時のPCとしては最軽量で持ち運びができたり、寝転んで操作ができるなどモバイルとしての功績は大きいと思います。また残念なのが無線LANのモジュールが標準装備されていなかったのでPCカードの無線LANを用意しなければならなかった。
(PCカードスロットに差すとsonyの純正以外はアンテナ部が飛び出るのでカッコ悪いんです。)

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この機種の持病でもあるゴムの劣化(フニャフニャで溶けてしまう)は本機でもありますがそれほどひどくありません。

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この機種はフルタイピングをするようなマシンではなく、本機を両手で持って操作する「モバイルグリップスタイル」と呼ばれたスタイルで、ディスプレイの両端にあるポインティングデバイスを両手で持つ操作スタイルでした。
またソニーお得意のジョグダイアルを本体の中央右に装備されていました。

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OSは標準がWindowsXP_HomeですがProfessionalに変更してみました。(特別なにかレスポンスがよくなるわけではありません。)

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本体スペックは
OS Microsoft Windows XP Home Edition
プロセッサー Transmeta Crusoe プロセッサーTM5800 867MHz キャッシュメモリー 1次キャッシュ128KB 2次キャッシュ512KB(CPU内蔵) メモリーバスクロック 最大133MHz
メインメモリー 標準/最大 SDRAM 128MB(オンボード)+SDRAM 128MB合計256MB/最大384MB うち16MBはシステムで使用。
拡張メモリースロット(空き) マイクロDIMMスロット×1(0)
グラフィックアクセラレーター ATI Technologies社製 MOBILITY RADEON -M
ビデオメモリー 8MB(ビデオチップに内蔵)
液晶表示装置 6.4型、XGA(1024×768ドット)対応 TFTカラー液晶
ハードディスクドライブ 約20GB(Ultra ATA100対応)(C:約10GB/D:約10GB)
外部接続端子 USB×2
i.LINK(IEEE1394)端子 S400(4ピン)×1
ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)×1
マイク入力(モノラルミニジャック)×1 ステレオヘッドホン出力(ステレオミニジャック)×1
メモリースティックスロット マジックゲート対応メモリースティックスロット PCカードスロット Type II×1、CardBus対応
オーディオ機能 AC97準拠、内蔵モノラルスピーカー、MEGA BASS(高低音強調)機能対応
キーボード/ポインティングデバイス 約14mmピッチ/キーストローク約1.5mm/84キー/ワイドスティック式ポインティング・デバイス/バックボタン付きジョグダイヤル
電源 ACアダプターまたはリチウムイオンバッテリー
消費電力 30W(バッテリー充電含まず)
本体外形寸法(最大突起部含まず) 約 幅184.5mm×高さ30.6mm
質量 約820g(バッテリーパック(S)搭載時)

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液晶画面(6.4inch)は、XGA(1024×768)小さく文字を読むのが若干厳しいがディスプレイ横のZOOMボタンで解像度変更SVGA(800×600)できます。

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U1もどちらかというとPDA的な使い方をするほうが多かったと思います。当時はWindowsCEベースのキーボート搭載機種もあり、その使い勝手は一長一短でCE機は電源からの起動は速いのですが扱えるアプリケーションが少なく、またU1は起動に時間がかかり、バッテリーも持ちが悪などなかなか甲乙つけがたいというか今思うとどちらも中途半端なものであったような気がします。
現在使用しているVaio_Pと並べてみました。重さはほとんど変わりませんが厚さはPのほうが薄く、タイピングもPのほうが打ちやすいのですが当時としては最小のモバイルPCだったと思います。

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また、当時は今のように簡単にスマートフォンで現在地やナビゲーションが出来なかったため、本機とGPSレシーバー(CFGP2:iodata)をよく使っていました。今考えるとよくやってたな。って感じです。なにしろ衛星を補足するのに1分以上(長ければ3分位)必要でしたし、今より精度が低く10Mや100M平気でずれていました。

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U1と関連性はないのですが、XPERIA X2と並べると絵になりそうだったので……おわり。

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