Sony CLIEが残した 手のひらサイズの未来
ソニーがオリジナルのパーム社製のPalmOSを独自の機能拡張により高解像度のカラーLCD、デジタルカメラ、音楽機能などを盛り込んだ携帯型情報端末。
PalmOSのメリットはPCデバイスと比較しても商品電力が低く長時間使用に耐えられる使用でした。これにソニーは高速なCUPを作用しビジネスだけではなくエンタテインメントの領域もカバーしたデバイスでその優位性からスマートフォンが登場するまで個人の情報端末として大きく普及した。
ソニーならではの洗練されたデザインと質感
美しい筐体: マグネシウム合金や、半透明の樹脂など、機種ごとの高品質な素材と、ソニーらしいミニマルでスタイリッシュなデザインに焦点を当てます。(PEGA-T600Cの薄さやPEG-UX50のヒンジ回転機構)
ジョグダイヤル: CLIEの象徴ともいえるソニー独自の「ジョグダイヤル」の操作感と、片手でのスクロール/決定の快適さを熱く語ります。
高解像度とマルチメディア機能の先駆け
鮮やかな画面: 当時としては先進的な高解像度(320×320や480×320)のTFTカラー液晶がもたらした、情報量の多さと視覚的な快適さを強調します。
音楽/動画: 「CLIEは単なるPDAではない、AV機器だ」と言われたように、Palm OS機でありながらメモリースティック(MS)による音楽・動画再生に力を入れていた点をアピールします。(ATRAC3での高音質再生)
カメラ機能: 搭載モデルにおける内蔵カメラの楽しさや、当時のガジェットとしては先進的だった点を挙げます。
独自OS「Palm OS」と豊富な「周辺機器」
Palm OSのシンプルさ: 起動の速さ、動作の軽快さ、手書き文字入力システム「Graffiti」の使いやすさなど、Palm OSの魅力を解説します。
ソニー製アプリ: 「CLIEならでは」の独自アプリケーション(CLIE Organizer、Image Converter、Photo Stand)が、単なるPDAを超えた「楽しさ」を提供していたことを伝えます。
豊富な周辺機器: 外部バッテリー、キーボード、GPSユニットなど、拡張性の高さもソニーの意欲を感じるポイントとして紹介します。
。
2000年

PEG-S500
S300機能はそのままに液晶がバックライト付き“半透過型”のTFT液晶

PEG-S300
Palmにジョグダイヤル・メモリースティック・スロットを搭載。PalmOS3.5搭載

PEG-N700C
2代目CLIE。音楽再生機能(ATRAC3)とハイレゾ液晶はデータ閲覧には画期的。PalmOS3.5搭載

PEG-T600C
薄型化、FM音源搭載。音楽機能を省略したビジネスモデル。

PEG-T400
ビジネスユーズを意識しスリム化したモノクロハイレゾ版
2002年

PEG-T650
T600Cモデルチェンジ版。ニーズが高かった音楽機能を追加し、CUPのスッペックアップしたモデル載

PEG-NX70V
Palm OS Ver5.0に進化しCUPもインテルPXA250 200MHz

PEG-NX60
NX-70Vの機能省略版

PEG-NZ90
折りたたみ式CLIEに当時投入できるデバイスを詰め込んだフラグシップモデル。

PEG-SJ33
SJ-30の後継機。音楽機能が追加されCPUも66MHz

PEG-UX50
OSもPalmOS5.2搭載。PCスタイルで液晶部分が回転するスタイルは斬新的。
2004年

PEG-TJ37
PEG-TJ25の改良版、メモリが16Mから32Mになり、カメラが搭載され、音楽プレイヤーとしても利用可能だった。

PEG-TH55
PEG-TJ25の改良版、メモリが16Mから32Mになり、カメラが搭載され、音楽プレイヤーとしても利用可能だった。

PalmTop PTC-500
1990年
手のひらサイズの全く新しいパーソナルなコンピューター
2001年

PEG-N600C
PEG-N700Cから音楽機能を省いた下位モデルだったがOSはPalmOS4搭載

PEG-N750C
PEG-N700CをMP3対応がされた。PalmOS4にアップグレード

PEG-NR70
折りたたみデザインで初めてQWERTYキーボード搭載を搭載した新しいスタイルのCLIE

PEG-NR70V
カメラ付き

PEG-SJ30
カジュアルスタイルコンセプトにしたCLIE
2003年

PEG-TG50
スタンダートスタイルにハードウェアキーボードを搭載したスリムなCLIE

PEG-NX80V
NX70の後継機、キーボードはバックライト付きに進化。

PEG-NX73V/E
NX70Vからデザインが進化した70シリーズ

PEG-TJ25
デジタル手帳のコンセプトで手帳の置き換えをねらったモデル

PEG-VZ90
最終モデル。480×320ドット表示対応3.8型のカラー有機ELディスプレイを搭載し、動画や写真の閲覧に特化したCLIE。PalmOS5.2.1搭載
CLIEの終焉
PDAとして進化続けたCLIE。Palmデバイスを進化させ高解像度化、カメラ搭載、音楽再生機能、キーボード搭載、映像ビューアなどへ進化していきましたが時代はネットワークとの共存とそれに対応できるOSの必要性でした。これはCLIE自体の設計よりPalmOS自体のアーキテクチャが時代のニーズに耐えられなくなったことが現実だと思います。
ソニー提案したCLIEデバイスは現在のスマートフォンの原型をある意味提案し端末を常に携帯するスタイルを確立したデバイスだったのはないでしょうか。