Appleシリコン3世代目のM3チップ搭載した24inch iMac。
初代M1チップのimacを購入したのが2021年末だったので3年ぶりのマイナーチェンジモデル。
既にM2チップのMacBookAirを使用していますがそれほど違いを感じることがないのでM3チップに移行したiMacを検証してみました。
Book系のPCのモデルチェンジサイクルと比較するとだいぶ長い感じですがふだんM1チップのiMacはこのブログ記録や写真をPhotoshopで修正、夜間のWeb会議の使用が中心でそれほど不便さを感じていません。
M1モデルはファーストモデルだったことあり、お試し的な感じでスペックもlowモデルのM1「8コアCPU/8コアGPU)」、メモリ8GB、SSD256GBと控えめなスペックを購入しました。
今回のモデルはM3 「8コアCPU10コアGPU」メモリ24GB、SSD512GB Touch ID搭載Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語(JIS)を選択。
到着して開封。SonomaなのでSequoiaにアップグレートしました。
外観は変わりません。ディスプレイは24型(4,480×2,520ドット、218ppi)液晶を搭載。
既にiMacM1は3年使っているので発色が若干違う程度です。
本体裏面。左2つがUSB 3.1 Type-C×2、右2つがThunderbolt 3×2(USB4対応)
本体背面。電源ケーブルは磁石固定式。
電源アダプタ本体には1000BASE-T対応有線LANの端子を装備。1本のケーブルで電源供給とネットワーク接続は便利。
仕様変更しオプションの「Touch ID搭載Magic Keyboard(テンキー付き) – 日本語(JIS)」。キーピッチは19mm、キーストロークは1.3mm。ストロークは若干浅めだが現在のAppleキーボードどれも同じ感覚。ホワイト色のキーはデザイン性は高いが長期間の使用では汚れが目立つので定期的のクリーニングが必要。
標準で同梱されるのはテンキーなしのキーボードと並べてみました。違いはテンキーのみ+4,000円で変更。
Touch ID認証はWindows Hello(顔認証)より非常に便利。
Magic Mouseは苦手でロジクール製を使っています。
iMacの筐体はMチップに移行してからはデスクトップPCとしては薄く軽量なのでディスク上でも容易に移動ができて便利です。
スペック的に大分向上していますが筐体自体は変わらない。デザインが陳腐しないのがAppleデザイン。
アプリケーションレスポンスはSocがM3に進化したため体感速度も改善されています。M3を使用したあとM1版を使用すると若干の待ちを感じます。但し普段はメールのチェックとブログ作成とPhotoshopを使う程度なのでそれほど違いを感じさせませんが、SocがM1→M3でメモリ8G→24GBでは体感的には違いを感じます。
ベンチマーク(Geekbench-6.3.0-Mac)を行い、ここ数年のMacとも比較してみます。まずはiMacM3
iMacM1との比較ではマルチコアで1.4倍、シングルコアで1.3倍となっています。実感的にもう少し差がある感じです。
M2のMacbookAirのスコア。マルチコアで1.2倍 シングルは1.15倍
M1MaxのMacStdioのスコア マルチはMacStdioのほうが若干高い。 シングルコアではM3iMacでした。1.2倍
最後に近年ではかなり資金と投入したMacPro2013。 さすがにマルチコアで4.4倍 シングルでは3.8倍。Intel系CPUとは差が出ます。
Mプロセッサを搭載したiMacはM1からM3へと進化しました。スタンダートMチップではプロセッサの進化はベンチマークやアプリの動作速度もパフォーマンスは数値以上に向上しているのが感じさせられ、Intel系の世代の変化より違いを感じさせられました。
デバイス的には過去にはIntel iMacには27inchがあり、やはりその存在価値は未だに高いのでMプロセッサ版の27inchを今でも期待しています。
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