曲線で構成されている個性的なデザインと充実したインターフェイスを装備したPowerBook
本機はPowerBookとしては2世代でこの機種から筐体も一新され流線型のグラマラスなデザインと機能を重視したPowerBookでした。
本機の秀逸したデザインの1つが液晶を開いた状態で横から見ると本体はなかり厚みがありますが実際よりかなりスリムに見えるような感じです。
閉じた状態で液晶のパネル部分の上下にはアルミニウムにラバーが施されたプレートとが特徴のデザインです。
キーボードは本体のデザインにマッチしたものです。
スライドパットも同様に本体デザインにマッチングしています。
正面左側、PCカードはType2×2構成でMAC特有のゴミ箱にドロップするとオートイジェクトされました。
本機はCPUパワーと多彩なインターフェイスと引き替えにノートPCとしてはなかりの重量(3.5kg)があります。
液晶のフレーム部。
背部はSCSI、ADB、RS-422シリアルのレガシーインターフェースが各1基、オーディオin、オーディオout、56kbpsの内蔵モデム、Sビデオ入出力端子、モニター出力。
ExpansionBayユニットは特徴の1つでDVD-ROMユニットやTwinbatteryを構築することができました。(写真はバッテリーユニット)
電源は当時のApple製にしてはスリム。
電源を入れてみました。
本機はPowerPCG3 233MHz メモリ160MB仕様。
液晶のサイズも14.1inch(XGA)となり仕事でもデスクトップにひけをとらない作業領域を確保していました。
本機の特徴は当時としてはCPUスペックも高く、デスクトップ並の拡張性も高い機種でした。
それに加え曲線を多用した有機的なデザインはAppleにしかできなかったデザインだったと思います。
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