Cybershot DSC-F3

カメラ
サイバーショット DSC-F3 (Sony) 1997年 標準価格 68,000円
前回紹介したF1のマイナーチェンジ版です。 
スペック的には1/4型35万画素CCD。レンズは4群5枚4.8mmF2固定焦点。内蔵メモリが8MBにアップしています。 
初代から3代目にあたるF3。デザイン的には変更は少ない感じですがデバイス的にはCCDの小型化(1/3インチ→1/4インチへ)、内蔵メモリーの大容量化(4MB→8MBへ)、連写性能の向上などの変更がありました。 
CCDの小型化はデメリット感があるような気がしますが画像にどのような影響があるかわかりませんが、初代の写真を撮影するカメラからモノクロ&セピアモード、フレーム合成機能など楽しめるカメラへと進化した感があります。
デジタルI/O端子でPCと接続します。右は電源とビデオ出力。
撮った写真は本体に内蔵のイラストと合成する機能やセピア/モノクロ撮影などの特殊撮影ができます。 
本体スペックは
CCD:1/4インチ35万画素(640×480ドット)
焦点距離:f=4.8mm(35mmカメラ換算で46mm相当)
データ圧縮方式:JPEG
フラッシュ:マニュアル設定、仕様距離1~3m
シャッタースピード:オート、マニュアル:1/8~1/1,000秒
バッテリ:リチウムイオン
バッテリ持続時間:撮影時約35分、画像再生時約60分
サイズ(W×D×H):約102×40.8×77.8mm
重量:約300g(バッテリ含む) 
初代のDSC-F1と並べてみました。f=4.8mm、F=2.0のレンズ。SONY VIDEO LENSとありカールツァイスではありません。
このデジタルデバイス指向のデザイン重視のSony的なガジェット。35万画素と普通のスペックでしたが当時はこのデザインがデジカメを持ちたいと思わせました。初期のFシリーズはデータをメディアに記録ができず大変でした。次回は転送方法と写真の比較をご紹介したいと思っています。 

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