このところ富士通のLIFEBOOKばかり扱っている状態。 なぜかまとめて複数台の富士通製のLIFEBOOKが入ってきて旧モデルながらも可能な限りスペックアップさせてWindows11の環境を構築してみました。(LIFEBOOK UH90/MのみWindows10)

LIFEBOOK UHシリーズ 14型クラスで世界最軽量クラスの圧倒的な軽さと堅牢性を両立した、持ち運びに最適な大人気モバイルノートPC


LIFEBOOK UH90/M 2013年
「刀」をコンセプトに3200×1800ドットのIGZOパネルを採用した、超高解像度14型Ultrabook。

富士通のUHシリーズは以前FMV LIFEBOOK UH90(2023年)を紹介しましたが、本機は10年ほど溯る2013年製。サテンレッドのカラーリングが魅力的です。

UHシリーズはその時代にある軽量で剛性の高い素材を使っているのが特徴で、このUH90は軽さと極めて高い剛性を両立させるため、トップカバーにはアルミニウムが採用されていました。また、キーボード面のパームレスト部分にも、手触りや質感の良さを重視してアルミニウム素材が使われています。金属特有のひんやりとした感触とヘアライン仕上げで高級感があります。7087 このUH90シリーズがハードウェアとして非常に面白いのは、その構造設計にあります。単に薄い金属板を使っているわけではありませんでした。「刀(カタナ)」をデザインコンセプトにしており、最薄部約15.5mmという驚異的な薄さを実現しつつ、圧迫にも耐える設計がなされていたのが特徴です。

もう1つの特徴だったのがIGZO液晶パネル(SHARP製)でした。IGZOは、液晶そのものの名前ではなく、液晶を駆動させるための「トランジスタ(TFT)」に使われる酸化物半導体の素材名です。イリジウム、ガリウム、亜鉛、酸素の4つの元素の頭文字を取っています。従来は「アモルファスシリコン(a-Si)」という素材が使われていましたが、IGZOはこれを置き換える画期的な新素材でした。

14インチというボディサイズを活かしてパット部も多くの面積を使っています。

キーボードは薄さを実現するために打感はあまり感じさせないギリギリの設計。


サイドから見てみると薄さとアルミニウムボディの質感の高さがわかります。

正面左側。ACアダプタ用コネクタ、USB 3.0、音声入出力を装備。


背部はインターフェイス系の配置はない。

右側。SDカードスロット、USB 3.0、HDMI出力、Gigabit Ethernetを備える。

Ethernet端子は薄さのこだわりから機構的に工夫がされています。

端子部を引っ張り出して、手前側を上に起こすとLANポートになります。このギミックには感心させられます。

このIGZO液晶パネルは圧倒的な高精細化と明るさと驚異の省電力性能、そしてタッチパネルの超高感度化でした。

本機も13.3型の薄型パネルで解像度は3,200×1,800ドット、精細度は262ppiでタッチパネルと当時のパネルとしては高性能のものでした。

本体スペックは
CPU:インテル® Core™i5-4200M CPU 1.6GHz
メモリ:4GB 変更不可 ハイブリッドHDD 500GB 変更不可
OS:Windows 10Home 64bit
パネル:3,200×1,800ドット表示対応14型タッチ液晶 ドライブレス
インターフェイス:USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、HDMI出力、SDカードスロット、100万画素Webカメラ

本機は「刀」をコンセプトとし、限界まで薄くしたこと、剛性が高いことなど、機能と美しさの両方を兼ね備えたとしていました。

筐体はアルミニウム合金の天板/底面に統一感を持たせた「オムニデザイン」を採用。本体部分は側面の継ぎ目を無くし、キーボード面と底面の側面を2重化してねじれを防止。さらに、基板のチップの有無による凸凹に合わせて底面部分を削り出し、チップと底面の隙間を1mm以下に抑え、各層を組み合わせた「超圧縮ソリッドコア構造」で薄さを実現したこだわりの高いものでした。

個性的なレッド(サテンレッド)は天板部分だけでなくキーボード周辺部も同じカラーリングは統一感があり、タッチパネルを搭載しながら15.5mm(仕様)という非常に薄いボディを実現しており、当時のウルトラブックの中でもトップクラスの薄さでした。

残念ながらストレージの仕様がハイブリッドHDD 500GBであり構造的にSSDに交換やメモリの増設が難しいため、Windows10での再構築となりました。

LIFEBOO SHシリーズ
DVDドライブなどの光学ドライブを内蔵しながらも軽量・長時間駆動を実現した、富士通の13.3型の薄型・軽量モバイルノート。
レジストリ書き換えによるWindows11Proのインストール
Windows11Proのインストール。(インストール要件回避、メモリ、セキュアブート、TPM2.0)
LIFEBOOK A574と同様の方法です。

通常4世代のCore iプロセッサーはインストールしようとすると途中でエラーとなります。

エラー画面から1つ戻り、キーボードからShift+F10 を押します。 DOSプロンプト画面でregeditと入力します。

レジストリエディタ画面になるのでHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup まで移動します。

Setup上で新規キーでLabConfig キーを追加します。

LabConfig内に新規 DWORDを3つ追加します。

内容は下記のとおり

BypassRAMCheck DWORD(32ビット)1 メモリ 要件を回避
BypassSecureBootCheck DWORD(32ビット)1 セキュアブート要件を回避
BypassTPMCheck DWORD(32ビット)1 TPM2.0 要件を回避
パラメータを0から1に修正します。

レジストリエディタを閉じるとインストール画面を進むことができます。

後はひたすらインストールを待つのみ。かなりの時間を要します。

LIFEBOOK SH(WS2/K)カスタムメイドモデル 2013年
Core™i7-3540M 3.0GHzとBlu-ray Disc ドライブ搭載を搭載したハイスペックモデル。
LIFEBOOKらしいシンプルさを追求しつつ、底面まで塗装を施すなど細部にまでこだわった一台。富士通が売りにしていた360°どこから見ても美しいオムニデザインでどんなシーンでもデザインの美しさを実感できるモデルです。

このモデルの頃は全体的に直線的なデザインが目に止まります。

筐体は当時19.9mmの世界最薄でした。ドライブ(Blu-ray Disc ドライブ)を搭載しても約1.45gでモバイル・マルチベイ用カバー装着時では約1.31kgとかなりの軽量でした。

ヒンジから後方部分のフラットなフレーム構造も特徴です。

このモデルは天板からキートップ部分まで同色なのもビジネスPCを意識したデザイン。

指紋認証モジュールも装備されていましたがWindows11では仕様不可に。

パネルはLEDバックライト付薄型・軽量・高輝度TFTカラーLCD(ノングレア液晶)で1366×768ドット 1677万色と今となっては若干解像度的には弱いがモバイルPCとしては十分なスペックでした。

パッド部もキーボードパネルと同色処理がされています。

キーボードは薄型らしくストロークは短いので打感はそれほど良くない。

デザイン的には上手に配置されています。13インチPCではしかたありませんがもう少しサイズが大きければタイピングし易い。

本体は当時としてはかなり薄型。 標準モデルがインテルCore™ i5-3230M2.6GHzに対して Core™i7-3540M CPU 3.0GHzとハイスペックな仕様です。

正面左側。HDMI、USB 3.0×2、音声入出力とACアダプタ用コネクタ、Gigabit Ethernetを備える。


個人的にはこのヒンジデザインは気に入っています。

右側。USB 3.0にドライブ。

モバイルPCにはめずらしい、Blu-ray(BDXL対応)マルチドライブ搭載により美しい映像が見られるほか、HDMI経由で大型のテレビにも出力可能です。

WEBカメラは(有効画素数約92万画素)

メモリ8GB+SSDの環境下では3世代のCorei7でもWindows11の起動は十分高速でした。

パネルはLEDバックライト付薄型・軽量・高輝度TFTカラーLCD(ノングレア液晶)で1366×768ドット 1677万色。解像度的には若干狭い。

フロント部にSDカードスロットも装備。

本体スペックは
CPU:インテル® Core™i7-3540M CPU 3.0GHz
メモリ:8GB(4GB+4GB増設済み) SSD:240GB
OS:Windows 11Home 64bit (最新の25H2に適応済み)
ディスプレイ:LEDバックライト付薄型・軽量・高輝度TFTカラーLCD(ノングレア液晶)
解像度:1366×768ドット 1677万色
BDXL™対応 Blu-ray Disc ドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)

CPUが3世代とあってWindows11は重たいかと思いましたがメモリ8GB+SSD環境では普段使いにはまだ十分使えます。

Officeも立ち上げてみましたがそれほどモタつきもなく動いてくれます。


本機は富士通が提唱していたオムにデザインで細部にまでデザイン性とシンプルさにこだわりのあったモデルです。特に直線的なフレームデザインは気に入っています。発売から13年が経過したPCですが富士通製でデバイス的にもしっかりとした作りもあり今でも十分現役で使えるPCでした。

LIFEBOOK SH90/M 2013年
LIFEBOOK SH(WS2/K)から世代が1つ進んだ4世代のCorei5-4200Mを搭載したのスタンダードタイプのモデル。
前モデルからそれほど期間が経っていませんが、CPUは3世代から4世代のCore™ i5-4200U CPU 1.60GHz、メモリが最大8GBから10GB、そしてパネルが進化してWGHD 2560×1440ドット 1677万色になった機種 7177
ボディフレームも黒とシルバーのツートン色になりビジネスPCっぽくなっています。
キートップのフレームシルバー色となり指紋や汚れが目立たない仕様になっています。
パット部のサイズは変更なし。
キーボードもストロークは変わりませんが打感が若干良くなっている感じです。
キートップ部はなかりフラットに近い。
正面左側。D-sub,HDMI、USB 3.0、ACアダプタ用コネクタ、Gigabit Ethernetを備える。
現在はD-sub15pinは使用するケースも減ってきましたがあると安心。
右側。USB3.0×2、マルチドライブ、音声出力端子 
正面はスピーカー×2、SDカードスロット。
WEBカメラ(有効画素数約92万画素)。
パネルはFWXGA(1366×768)からWGHD (2560×1440)と倍に進化したのは大きい。
本体スペックはCPU:Intel(R) Core™ i5-4200U CPU 1.60GHz
メモリ:6GB(2GB+4GB増設済み)
SSD:120GB
OS:Windows 11Home 64bit (最新の25H2に適応済み)
ディスプレイ:LEDバックライト付タッチパネル式薄型・軽量・高輝度・広視野角・高色純度・超高解像度TFTカラーLCD
解像度:WGHD 2560×1440ドット 1677万色
スーパーマルチドライブ
本機は当時のLIFEBOOKのモバイルタイプの中では標準的な仕様でした。メモリを上限の10GB、HDDをSSD化することによりWindows11環境でも今でも十分に通用するデバイスでした。 
LIFEBOOK SH75/W 2015年
軽量ボディに第6世代Core i5を搭載し、ホワイトボディ(アーバンホワイト)で唯一この中では一般向けモデル。
ホワイトボディは清潔感もあり生活での使用ではこのカラーのほうが落ち着いた感じです。
フレーム全体もホワイトで統一されています。
CPUも6世代となり、実用レベルに使えるスペックです。
パット部。NFC対応。
キーボード部。この頃から深めのストロークとしっかりしたクリック感が特徴です。指の力に応じてキーの重さを変える「段階押下圧」を採用しており、長時間のタイピングでも疲れにくい設計となっています。 
本体左側。ここら辺の配置は SH90/Mと変わらない。D-sub,HDMI、USB 3.0、ACアダプタ用コネクタ、Gigabit Ethernet。 
LIFEBOOKは実用性も含めてデザイン構造を殆ど変化がないのも特徴かもしれません。 
右側。USB3.0×2、マルチドライブ、音声出力端子。 
正面はスピーカー×2、SDカードスロット。
メモリ8GB、SSD128GBと増設していて起動も速い。
WEBカメラ(有効画素数約92万画素)。
パネルもフルHD (1920×1080ドット)と作業領域も広い。
本体スペックは
CPU:Intel(R) Core™ i5-6200U CPU 2.30GHz
メモリ:8GB(4GB+4GB増設済み)
SSD:128GB
OS:Windows 11Home 64bit (最新の25H2に適応済み)
ディスプレイ:13.3インチワイドLEDバックライト付TFTカラーLCD
解像度:フルHD (1920×1080ドット) (非光沢)
インターフェース USB3.0×3、HDMI、VGA、SDカードスロット
有線LAN、無線LAN (Wi-Fi)、Bluetooth対応、Webカメラ内蔵
キートップもビジネス向けとは異なりカジュアルでデザイン性も高いモデル。
SSD化+メモリ増設でブラウジングには全然使えます キーストロークもノートPCにしては満足して使える機体です。 増設しても特に不具合もおこらないので結構タフなPCです。 
LIFEBOOK SH90/B1 2017年
執筆中


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