VAIO VGC-LJ50B 2007年

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故障したのでVGC-LJ52DB/B(PCG-2C7N)のマザーボード移植。
フォトフレーム風デザインのボード型VAIO
以前紹介したVGC-LJ52DB(2008)はマイナーチェンジ機。スペック的には標準CPUのクロック数が異なる程度です。 
上位モデルは地上デジタルTVチューナを搭載していましたが本機はTVチューナレスモデル。
このところ、古いPCの故障や劣化が見つかり本機も久しぶりに持ち出して来て電源を入れたところ・・・・・ 
一旦は起動してWindowsUPDATEなど動いていて再起動したところ、電源は入りますが起動しない状態。 
baiosも起動しなく、メモリ、バッテリー、内臓電池など全て外して数時間放置しましたが起動しませんでした。元々VGC-LJ52DB(2008)の予備機でしたので諦める予定でしたが、幸いにしてメルカリ見ていたらVGC-LJ52DBが送料込みで4,500円と微妙な金額でしたがとりあえず購入。 
到着した起動するVGC-LJ52DBです。
キーボードが黄ばみがかなり進行していました。
なぜOSがWindows7中国版で起動すると日本語表示になる怪しい仕様。
メモリは2GBでCPUはCeleron430、HDDは160GBありました。 
今月はマザーボードの移植が2度目です。VGC-LJ90Sは筐体の状態はいいのでVGC-LJ52DBのマザーボードを移植しました。
背部のネジを全て外します。写真左から中央にマザーボードがあります。 
メモリを外し、HDDも外して行きます。  
ハードディスクはネジ4本外すだけで脱着できます。
次にスロットイン式のマルチドライブを外します。 
フレームを外すと簡単に脱却できます。  
HDDとドライブが外れた状態。 
マザーボード上部のカバー(黒)と手前の金属カバーも外します。(黒カバーが先)  
マザーボードが見えてきました。次に写真中央上のウーハーを外します。  
ここは何カ所かコネクターを外す必要があります。  1464 1465 1467
マザーボードの外観が見えてきました。中央にCPUがあります。 
筐体からマザーボードを外して行きますがネジを外すだけではなく何カ所かコネクター類も外します。(これが面倒くさい) 
このマザーボードのCPUはCeleron430なのでCPUをCore2Duo T8100(2.1GHz)に入れ替えます。 
ヒートシンクを外してCPUを入れ替えします。Core2Duto 8100(2.1GHz)
無線LANモジュールからアンテナ線も外します。 
これでCPUを入れ替えたマザーボードの取り外しが行えました。マザーボード形状、ネジの位置、コネクター類は全て同じです。   
取り外したマザーボードをブラックボディのVGC-LJ90Sに設置します。後は各パーツを元に戻すだけです。 
電源を入れて無事起動しました。  
ということでVGC-LJ90Sの筐体にマザーボードがVGC-LJ52DBの完成です。メルカリで購入したVGC-LJ52DBをそのまま使うのもアリでしたがキーボードの黄ばみが酷く、このタイプは外して漂白することは現実的ではないのでこの仕様としました。 
あらためて動かしてみましたが当時のVAIO ボードPCの特徴として液晶周囲のクリアパネル部分を広げ、その縁にアルミレールを配した、フォトフレーム風の筐体デザインを採用し私的には質感の高いボードPCです。 
液晶周囲のアクリルパネルは透明度が高く、内臓の静電式タッチパネルなど透明感と質感が高いデザイン。 
特にこの15inchタイプは持ち運び用のハンドルや、本体折りたたみ式のキーボード、バッテリ駆動などどこに持っていってもつかえるPC でした。 
キーボードも意外としっかりした作り。当時のノートPC以上の質感はあります。  
スライドパットとFeliCaリーダー。 
正面左側。PCカード、ExpressCard スロット、メモリースティック、SDカード、ヘッドホン、i.LINK(IEEE1394)とインターフェイス類は豊富でした。 
背部端子。i.LINK(IEEE1394)、マイク、オーディオ、Optical出力、USB2.0×3 
中央にはさぶうーサブウーファー。オーディオ出力はそれほど高い出力ではありませんが、しっかりとした低音も出ています。 
右側。マルチドライブにUSB2.0×2 
右側のアクリルフレームは操作系。  
OS:Windows Vista Home Premium
CPU:intel Celeron 530(1.73GHz) →Core2Duto 8100(2.1GHz)
システムバス:553MHz
チップセット:モバイル インテル GL960 Express チップセット
メモリ:2GB(1GB×2)/2GB(ビデオメモリー共有) →4GB DDR2 SDRAM、PC2-4200(533MHz)
GPU:インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター X3100 (チップセットに内蔵)
LCD:15.4型ワイドTFTカラー液晶[クリアブラックLE液晶] 
解像度:WXGA 1280×800ドット
HDD:約200GB(Serial ATA、5400回転/分)  →SSD 50GB
ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
この15inchのVAIO Type Lは本体のコンパクトさとノートPC同様のバッテリー稼働でどこに置いても気軽に使えたことがメリットでした。CPU交換し、SSD化しメモリをMAXの環境下ではなんとかAmazonMusicのストリーミングが可能になります。(Celereonでは起動しませんでした。) 
この薄く、どこでも持ち出せそうなVAIO。ミュージックPCとしての利用や透明感のあるアクリルフレームのボードPCは部屋に置いておいて違和感のないデザイン。まだまだ使えそうです。 
 
※久しぶりにこのボード型VAIOに数日間、関わったら前期モデルにも興味が沸き、今さらながら購入してしまいました。
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