コンパクトでカジュアルスタイルのSJシリーズ
コンセプトはカジュアルクリエでスケジュール確認やアドレス管理などビジネス用途だけではなくプライベートでも持ち出せるCLIE
同時期にはWingデザインのNXシリーズやビジネス向けのTシリーズがあるなか幅約7cm/高さ約10cmと非常にコンパクト。
その分厚みがありポケットに入れるよりカバンの中が似合うサイズ。 ボディ素材はプラスチック樹脂で軽い反面質感はそれほどない。
本体、左側面には定番デバイスのジョグダイヤルボタンとBACKボタンを配置されています。
このサイズのデバイスの操作にはジョグダイアルは非常に便利でした。
上部。スタイラスペン、電源メモリースティックスロット、赤外線を備えている。電源ボタンは小さく使いづらい。
この小型CLIEはPEG-Tシリーズと同様の液晶解像度(320×320ドットで6万5536色表示)を持もつ。
正面下部はハードボタン。デザイン的にはまとまっている。
CPUはDra gonball VZ 33MHzで、上位機種に採用されている66MHzのものよりスピードは落ちる。メモリはDRAMが16MB、ROMは8MB。
液晶は320×320ドットで6万5536色表示と当時としては発色はいい感じ。
カジュアルなコンセプトだったのでゲームもサポートしていました。
OSはPalm OS 4.1。アプリケーションは、基本的にはPEG-Tシリーズと同等。 ビジネス系での利用は320×320ドットではかなり厳しい。
本体スペック
CPU:Dragonball VZ-33MHz
メモリ:16MB(DRAM)+8MB(ROM)
LCD:バックライト搭載版透過型TFTカラーディスプレイ 320×320ピクセル、6万5536色
バッテリ:(通常使用時の稼働時間) 内蔵リチウムイオン充電池(約12日間)
接続端子:USB、IrDA、メモリースティックスロット
本体サイズ:71.8(W)mm×16.8(D)×104(H)mm
重量:約139g
本機はアタッチ式のゲームコントローラーやキーボードなどカジュアル指向なデバイスでした。スペック的にはローエンドモデルだったのが残念で上位モデルと同様なスペックを持てればなかり利用範囲が拡がったと思います。
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