SH8(工人舎) 2007年

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Note_PC

SH8 (工人舎) 2007年 128,000円  141746
 
国産PCメーカー工人舎(KOHJINSHA)が制作したIntelA110(800Mhz)と搭載した小型軽量(A5サイズ)のミニノートPC  
工人舎は日本の新興PCメーカーでソーテック創業者が起業した会社でコンパクトなPCをそれなりのスペックを低価格で提供している。シンプルな構成の為、どちらかというとマニア向けPCでした。  
本機もLCD部が180度反転するタブレットとしても使える2in1タイプ。大分前に友人から貰って保管していた機体。 
サイズはA5なので当時のモバイル機と比べると若干サイズが大きめですがワンセグ、タブレット機能、Webカメラ、豊富なインターフェイス類などてんこ盛りデバイス。  
10数年ぶりに電源入れてみましたが起動しました。外観は光沢のあるブラックでLCD部が180度反転型(当時の流行)でフラットにもなります。 
また折りたたむ2in1でパネル周りに多くのスイッチ類を配置しているもの特徴。  
当時のモバイル機としては若干大きめな機体。 
その分キーボードはミニノートとしては十分にキーピッチ、ストロークがありそれなりにタイピングができる。 
スライドパットは標準的なもの。クリックキーも機械式。 
正面左側には各種インターフェイス。電源スイッチ、D-sub15ピン、USB2.0×1、有線LAN、電源など  
右側。CFスロット、SDスロット、USB2.0×1。これでスリムドライブが搭載させていれば言うことなかった。 
正面下部はオーディオ出力とマイク端子、ボリューム、無線LANスイッチ。 
パネルの左にはスティックポインタに加えて4方向ボタン「DIRECTION」が配置されています。 
  
右には更に豊富にマウスボタン、スクロールボタンに加えてランチャー、シャッター、画面回転、ENTERボタン、輝度調整が配置されています。
ランチャーキーではWindows Media Playerの起動、シャッターボタンではWebカメラでの静止画撮影に使える。画面回転ボタンでは画面が90度ずつ回転します。 
ポインティングデバイスは2in1タイプなのでパットとタブレット時は左がスティックデバイス、右側がクリックボタンを装備 
  
本機の特徴の1つとしてLCD部が180度反転してタブレット型で使用できる。サイズ的にはミニマムなので微妙ですがLCDもタッチパネルでスタイラスペンも付属するのでそれなりに使えます。 
 
パネル回りにスティックポイントや4方向ボタン、マウス、スクロールキーなどがあり若干ゴチャゴチャ感は否めませんが操作性は良いです。 
パネル上部にはWebカメラ(130万画素)が内蔵されています。 
OSがVistaの為、ハードウェアスペックが追いつかず若干もっさり感はありますがメモリが2GBまで認識したこともあり想定していたより動きは快適でした。HDDも1.8inchを使用せず2.5inchであるなどパフォーマンス的には悪くありません。SSD化すれば更に改善しそうですが。  
本体スペックは
OS:WindowsVisra HomePremium
CPU:intel Processor A110(800MHz)
チップセット:Intel 954GUチップセット内蔵
メモリ:PC4200S(DDR2 533)512MB 最大1GB ※2GBまで認識します。
LCD:タッチパネル付き7inchTFTカラー液晶 1024×600
ビデオRAM: 最大251MB
HDD:120GB
LAN:100BASE-TX/10BASE-T
無線:IEEE802.11 b/g bluetooth 2.0
TV:ワンセグ対応TVチューナー内蔵
インターフェース:マイク、ヘッドホン、サウンドボリューム、SD,メモリースティック、MMCカードスロット USB2.0 ×1 CFカードスロット(Type-Ⅱ)×1
外形寸法:227×170×333
質量:993g 
本機はワンセグチューナー内臓などメディアプレヤー的な要素もあるPCでした。スペック的には若干厳しいですがアナログRGB出力も装備しメディアプレヤーとしても目的もあったデバイスでした。 
当時のモバイルPCはVAIO(SONY)やLOOX(富士通)などメジャーブランドのPCがありましたがこれらにはないコンセプトで一定のニーズがあったPCでした。 

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