MacBook Pro 17インチ Mid 2009 (Apple) 2009年
17inchフルHD液晶を搭載したCore2DuoのMacBook Pro。
iPodの修理後に同期を取るために出してきたので紹介します。本機が登場したのが2009年頃でデスクトップと同様な環境がMacBook Proで実現できたと感動すら覚えた1台。
かなりのサイズですが大きさが分かりにくいので先日引き取ったVAIO_P(VGN-P91S)を置いてみました。
現在使用しているMacBook Pro 16inch M1 Proも並べてみます。一回りくらい大きいですが、14年前の機種にしてはデザインも筐体の薄さもそれほど違いがありません。
1番の特徴は17inchフルHD液晶を搭載していることにより作業領域をフルに使用でき、WEBコンテンツなどを縮小せずに表示できることでした。
当時私が使用していたMacBook Proは15inch(1440×900)だったのでその差は非常に大きく、17inchのFullHD液晶のiMacを持ち運べるイメージでした。
デザイン的には他のMacBookPro同様アルミニウムユニボディ。サイズ的にはかなり大きいですがシンプルで洗練されたデザインは現行機と遜色がありません。
スライドパット部はサイズが大型化され表面素材もガラス製。摩擦には強そう。
キーボードは今までのシルバー調からブラック調に変更されていてデザイン的にも引き締まって見える。またブラック化はバックライトによってキートップは文字が鮮明に見えるようになりました。
スペース的には余裕があったのかスピーカーは左右のいい場所に配置され映像ソースなどの再生には迫力があります。
正面左側。MagSafe対応のACアダプタ接続端子、ギガビット有線LAN、FireWire 800ポート、3つのUSB 2.0、Mini DisplayPort出力、音声入力/出力(光デジタル対応)、ExpressCardとインターフェイスがまとめられています。
右側はスロットローディング式の8倍速SuperDrive。現在でも使用できます。
電源スイッチとヒンジ部。ボディ内にさりげなく配置されるスイッチデザインはアップルならでは。
パネル背部は自発光式のリンゴマークが特徴。当時は私的にはこれがトレンドでした。
OSはEl-Capitanまでが限界。メモリは上限の8GB、SSD256GB、GeForce9400Mですがスペック以上に快適です。
OSとハードウェアのバランスがいいのかsafariでのWeb閲覧はそれほどストレスを感じません。
本体スペックは
CPU:2.8GHz Intel Core 2 Duo
二次キャッシュ:6MB(共有)
二次キャッシュ:6MB(共有)
システムバス:1066MHz
メモリ:8GB (4GB SO-DIMM×2) 1066MHz DDR3 SDRAM、最大8GBをサポート
HDD:500GB 現在SSD256G
LCD:17インチ(対角)LEDバックライトクリアワイドスクリーン、解像度1920×1200ピクセル
光学式ドライブ:8倍速SuperDrive(DVD±R DL/DVD±RW/CD-RW)
GPU:NVIDIA GeForce 9600M GTグラフィックプロセッサ、および NVIDIA GeForce 9400Mグラフィックプロセッサ (メインメモリと共有の256MB DDR3 SDRAMを使用)3
ビデオメモリ:512MB GDDR3
その他:iSightカメラ内蔵、Mini DisplayPort出力(DVI、VGA、デュアルリンク仕様のDVIに対応、別売りのアダプタを使用)
このアルミ削り出しのシンプルなデザインはパネル部分から本体まで繋ぎ目のない湾曲したデザインはAppleらしい。
本機は徹底したこだわりがありようで側面にはネジがありません。アルミフレームをふんだんに使用し角を削ぎ落とした形状はシャープな印象を引き立っています。
スペック的にはCore 2 Duo2.8GHzと現在のマルチコアとは比較になりませんがメモリも最大値の8GB、SSD環境下では通常のブラウジングやCD/DVDのライティング、音楽再生、よく使うEvernoteでの原稿書きなど未だに使えるマシンです。
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