象徴的なメカニカルホイールから クリックホイールに変更された第4世代のiPod Classic (Click Wheel)
本機、iPod (Click Wheel) モデルは、iPod mini 同様のクリックホイールを搭載していますが、iPod mini のものより大きく、ホールドスイッチも本体上面の右側にあります。iPod (Click Wheel) モデルにはモノクロのディスプレイが搭載されています。iPod (Click Wheel) は、第 4 世代 iPod となります。
前々回紹介した2世代といっしょに久しぶりに出してきました。世代としては第4世代となりメカニカルホイールから クリックホイールに変更されたモデルです。
発売されたの2004年なので18年前のデバイスです。
それほどハードに使用した記憶はなく、背面のキズも少なく良い状態で保管できていました。
筐体はキズが付きやすいステンレス部もフィルムを貼ってあったのできれいな状態です。
しかし久しぶりに電源を入れたところこのような画面に。
音を聞いてみるといかにもヘッドを読み切れていないような感じでした。そもそも1.8inchのHDDは耐久性も乏しくいつかは来るかと思っていました。とりあえず分解へ。
本来ならプラスチックのヘラでフレームを外していきますがマイナスドライバーでステンレス部にキズが付かないようにゆっくりと外していきます。
カバーが外れた状態。1.8inchのHDDがクッション材で覆われて出てきました。
とりあえず予備のHDDと入れ替えてみました。
問題なく起動しました。
今更ですがAmazonでまだ 1.8インチ IDE HDD SSD変換アダプター が購入できたのでSSD化を行いました。
アダブターとCFカード。CFカードはSanDiskの4GBを使用。
本体に仮止めして装着した状態。
起動確認中だったMacPro(Mid 2009 17inch)と接続してiTunes経由で音楽データーを転送してみました。
一度フリーズしましたが電源入れ直して再起動させたら動きました。
CFカードを認識したのでHDDと同様にクッション材に装着。
フレームのツメは経年劣化していて割れやすいので注意が必要です。
完成しました。
モノクロ液晶部。初期型よりコントラストも高く視聴性は高くなっています。
SSD化により延命ができそうです。音楽プレーヤーとしてのiPodの完成度は高く、HDD化により大量の音楽を持ち運べ、操作性の良いクイックホイール、質感の高いポリカーボネートとステンレスボディはAppleならではのデバイスで今使ってみても魅力的でした。
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