HTC Magic HT-03A (Docomo) 2009年
国内初のAndroidOSを搭載したスマートフォン
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当時のスマートフォンはOSとしてWindowsMobile主流で他にNOKIAやSonyEricssonなどのSymbianOSと個性的なモデルが多く存在しました。
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このHTC製HTC Magic(HT-03A)は「ケータイするGoogle」をコンセプトにインターネットやGoogleMAP、GmailなどのGoogleサービスを初めてOS自体で手軽に使える画期的な仕組みをもった1台でした。
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デバイスとしては3.2インチのハーフVGA(320×480)のLCDを搭載していた。タッチパネルは現在のような複数の指で操作できるマルチタッチには対応していなかった。
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ポインティングデバイスとしてLCD下にトラックボールと物理キーが左右に配置されている。搭載。タッチパネル仕様ではありますがハードウェアデバイスでの操作も行えるのも今ではない感覚。
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両脇には操作用の6つハードウェアキー(ホームキー、メニューキー、戻るキー、サーチキー、発話/終話キー「電源」)が配置されていました。OS自体もすべてタッチパネルでの操作に対応していないこともあり、仕様的にはまだ発展途上でした。
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背部のカメラは320万画素のオートフォーカスCMOSでフラッシュ機能はありませんでした。
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無線LAN(802.11b/g)、GPS+電子コンパス、Bluetooth、microSDHCと標準的な仕様は満たしていました。
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Androidのバージョンは1.5。1.6まで上げていますが最終は2.2まで可能のようでしたが短い期間にXperiaX10に切り替えてしまったのでそのままでした。
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AndroidOS自体も初期のもので現在ほど多機能ではありません。しかしシンプルな分、軽くてCPUクロックが512MHzと低速でもそこそこ動きます。
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GPSと電子コンパスによるGoogleMapは従来のWindowsMobileのものよりかなり精度が高かったことを覚えています。
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正面左側はボリュームを調整する上/下ボタンが配置
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右側はなにも装備されていない。
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底部にminiUSB端子を配置。
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本体スペックは
OS:Android OS 1.5 現行は1.6
CPU:Qualcomm MSM7201A 528MHz
LCD:3.2inch ハーフVGA(320×480ピクセル) 静電容量式
内蔵メモリ(ROM):512MB
外部メモリ:microSDHC
サイズ(高さ×幅×厚さ):113×56×14ミリ
重さ:123g
重さ:123g
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当時のスマートフォンは多機能でありましたがハードウェアスペックが低くWindowsOSでは動作も重く、なかり筐体が大きく重いものが多かった中、本機はコンパクト/軽量でOS自体もサクサクと動いて新しい時代を感じさせられました。
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本機はタッチパネルとトラックボールを両方搭載していたのが特徴で、トラックボールは画面のポインターを自由に操作できたのが非常に便利でした。(すべてがタッチパネルでのオペレーションに対応していなかったこともあります。)そしてなにより多機能でコンパクトなスマートデバイスでした。
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久しぶりに起動させましたが、当時はWindowsMobileからAndroidやiOSへスマートフォンのOSの移行期でした。当時は主にiPhone3Gが発売されOSの完成度に驚かされました。
AndroidOS(当時はver1.6)は多機能でしたがオペーレーションとしての完成度は低かったですが軽くてPCの延長のようなトラックボールなどギミックは面白い初号機でした。
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