private S9 、S11(PIONNER) 1981年
初期のプライベートシリーズS9、S11 パイオニア システムコンポ
(PL-X50・CT-X50、CT-X70・A-X50、A-X70・F-X50 )
以前購入したプライベートS9シリーズです。ジャンク品を購入したままで放置状態。7月に箱を開封していましたが忙しくてまた放置していましたが気を取り直して直してみました。
開封だけして放置状態でしたが時間ができたので動かしてみました。
内容はアンプ(A-X50)、チューナー(F-X50)、カセットデッキ(CT-X50)、ターンテーブル(PL-X50)です。
まずはレコードプレーヤーPL-X50。電源は入りますがターンテーブルは回らず、アームも動かない状態。
以前PL-X7やPL-X9を修理したのでおおよそ動かない検討はつきます。
ローディングタイプのターンテーブルは分解が大変です。以前本機のもうひとつ世代が新しいPL-X7の分解を大分前に行ったので同じ要領で分解していきます。
ボンネットをはずします。この機種は手前の窓を下げると電源は入る仕組みになっています。
SATRT/STOPキーを押すとローディングもしましたがレコードが装着されていればターンテーブル周り、アームが出てくるはずですが出ません。
おそらく平ベルトが劣化している可能性が大です。まずはフロントパネル(窓)を外します。
ターンテーブルの周りのカバーを外します。プラスチックフックが4カ所あり。手前2つはネジでロックされています。ネジはターンテーブル下から緩めます。
ターンテーブル軸にもネジがあり下部から外していきます。
外れた状態。ターンテーブルの平ベルトは劣化してほとんど残っていませんでした。
ローディング用のゴムベルトはまだ機能していましたが一緒に交換です。
このタイプはターンテーブル横にモーターがあり、カバーを外さないと平ベルトが巻けないようです。
土台裏から外していきます。
完全に上部カバーが外れた状態。
モーター部にも平ベルトの残骸があります。
ターンテーブル用の平ベルトはかなり長いタイプで以前購入してあった純正の平ベルトを使用します。
平ベルトを装着。
平ベルトを装着して仮組みした状態。
電源入れ、レコードを乗せてみました。
ターンテーブルが回転してアームが出てきます。音も出ましたが回転速度がおかしい状態。
上部のカバーを戻します。
ローディング部は完成しました。
まだ、回転数が不安定。明らかに遅い。
回転数は基板背部のボリュームで調整してPL-X50は完成です。
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