前回の続き。次はカセットデッキ（CT-X50）
見る限り状態はかなり悪い感じでしたがダメ元で到着。
確かにボンネットは錆が酷い状態。デッキ部もかなり状態が悪い。しかもデッキ部のカバーもない
ヘッド部。汚れが酷い。研磨が必要です。
ボンネットは全体が錆び状態。こんな状態で動くか不安でした。
背部も錆と塗装剥げ状態。
電源は入りました。予想どおり再生、早送り/巻戻し等はできません。カウンターも動かない状態。
基盤部。錆びやコンデンサ漏れはない感じ。基板の劣化はそれほ見受けられません。無水アルコールで洗浄後、接点賦活剤を噴霧。 3
予想はしていましたがゴムベルトはなく。モーター部に残骸が若干残っている状態。
電源を入れた状態でモｰターは動いているのでとりあえず平ベルトとゴムベルトの交換を行ってみます。
フロントパネルを外していきます。
デッキ部を外します。
モーター部のフレーム3カ所のネジを外します。
まずは平ベルトをホイールに装着した後、プリーにゴムベルトを装着して元に戻していきます。
ヘッド部の汚れをまずはヘッドクリーナーで取り除きます。
かなりの汚れでした。
カセットテープを装着して電源を入れてみます。
巻戻し/早送り、再生はできました。インジケーター部も生きています。
フロントパネルも汚れが酷いのでクリーニングしてみます。落ちないようなら交換します。
録音してみることにしました。
近くにあるCDプレヤー（BeoSoud3200）とダイレクトに接続しました。
録音は機能しているようです。
CDから録音も行え、結果としては録音/再生、早送り/巻戻しが確認できました。 4
フロントパネルはクリーニング。パネルとボンネットを移植します。
これでCT-X50の完成です。
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