N-50 (PIONNER) 2011年

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オーディオ機器

ネットワークプレヤー N-50 (PIONNER)  2011年 74,800円   

192kHz/24bitハイレゾファイル対応して多彩な音楽ファイルが再生できたマルチプレーヤー。今までメインのファイル再生機でしたがHAP−Z1ESと入れ替わりになり、サブリビングに下りてきました。
購入した頃はハイゾ音源が大分普及してきて、PCからD/Aコンバーター経由でアンプに出力してましたが本機の登場でPC接続から解放された1台。
PCからのハイレゾ再生はPC本体のノイズ問題やUSB-DACの性能のバラツキなど課題があり本機の導入となりましたがnas経由の192kHz/24bitのファイル再生DLNA 1.5やAirPlay、インターネットラジオなど多機能でもありました。
当時に発売されたN-30(スタンダードタイプ49,800円)と悩みましたがUSB-DAC機能や構造的にもアナログ/デジタル回路を分離した構成となっており安定的にデジタル音源を再生してくれます。
外観は非常にシンプル、正面左側が電源ボタン、usbメモリー再生用のusb端子。他に「Pure Audio」モードのインジケーターがあります。
フロントパネルは2.4インチと若干小さい。
マイナーチェンジ機で大型に改善されたようですが、曲名、アーティスト名のほか、ファイル方式、サンプリングレートやビットレート、タイムバーが表示されます。
usbメモリー経由でのファイル再生はnas経由より若干音域の厚みがある感じがします。
正面右は操作系。ファイルの選択などはリモコンがないと難しい。 背部。同軸/光デジタル端子、アナログ端子。DAC Modeデジタル入力端子と、USB tyepA端子(フロント)、USB typeB端子(リア)。内部です。オーディオ機というよりPCに近い配置。左側が電源部。
中央がメイン基板、右側がオーディオ系。中央部のメイン基板とフロントパネルとのコネクターの接触が悪いと起動しないこともあり。最近はフリーズが頻発していました。内部ですがシンプルで原因がなかなか判りません。接点賦活剤とコネクターの再接続などで復旧しています。  本体スペックは
周波数特性:4Hz~80kHz
S/N比:111dB以上
ダイナミックレンジ:111dB以上
全高調波歪率:0.002%以下
チャンネルセパーレーション:105dB以上
デジタル音声入力:光デジタル入力:光デジタル端子、同軸デジタル入力:RCA端子(金メッキ)、USBタイプB(リア):USB 2.0 High Speed(USB DAC対応)、USBタイプA(フロント):iPod/iPhone/iPad(デジタルダイレクト)、USBメモリー(FLAC※、WAV※、MP3、WMA)
※FLAC192kHz、WAV192kHzはUSB接続(フロント)では再生できません。
アナログ音声出力:出力端子:RCA端子ステレオ1系統(金メッキ)
デジタル音声出力:光デジタル出力:光デジタル端子、同軸デジタル出力:RCA端子(金メッキ)
ネットワーク端子:LAN(100Base-TX/10Base-T):1(DLNA1.5準拠)
消費電力:34W
外形寸法:435mm(W)×99mm(H)×330mm(D)
質量:7.3kg
コントロール用のアプリ。
タブレット(xperia z3Compact)での操作画面。ソニー系アプリより洗煉されていませんがリモコンより使い易い。表示はサムネイルも表示なくシンプル。本体には表示されます。flacの場合は本体がトラック番号を認識しないためMp3tagでタイトル名にトラック番号を入れることにより曲順に並びます。 リモコン。再生環境の選択からファイル選択など多機能ですが使いにくい。タブレットでの運用のほうが快適。 多機能なネットワークプレヤーでファームウェアの進化により操作系が改善されていました。本機はさまざまなフォーマットの対応力と音源として高品位のFLAC/WAVの192kHz/24bitにオーディオファイルから、リッピングによるMP3やAACなどの圧縮音源など、多彩な音楽ファイルを1台で再生が行えた1台でした。またオーディオ機器メーカーとして高性能ツインEIトランスを搭載、アナログ/デジタルの電源までも完全分離しつねにクリアで安定した電源供給構造。さらに、デジタル回路とアナログ出力回路も別基板で分離。回路間の干渉を防ぎ、音質劣化の低減などオーディオ機器としての質も高いでデバイスでした。

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