D-105u (ALPAINE/LUXMAN) 1989年 2台目
ヤフオクで通電のみ確認。ジャンク扱いで出品していてリモコンとマニュアル付きだったのでついつい落としてしまいました。
最終5人くらいで競って10,500まで値が上がってしまい失敗感ありましたが送られてきたものは外観はかなりいい感じです。ボンネットに若干傷がある程度でフロントパネルは私が所有しているものより綺麗した。
以前からリモコンとマニュアルが欲しかったのでそれだけでも満足でしたがとりあえず電源入れてみました。
電源は入り、真空管も点灯、以外と弱いFL管も鮮明に表示しています。
残念ながらイジェクト押してもモーター音はしますがローディングしません。
開けてみます。ボンネット10本ネジを外します。
問題のドライブを外します。4カ所のネジを外すと取れますがフロントパネルも外さないとドライブは外れません。
まずは一番怪しいゴムベルトです。正面右側のモーターとプリーが見えます。
ゴムベルト外してみました。左側です。。右が新しいモノ。大分伸びているのがわかります。
元に戻してイジェクトさせてみましたが動かず。コネクター類全て外して分解してみました。以前やってしましましたがコネクター類は脆くて切れやすいので注意が必要。またしっかりと差し込まないとここも読取りエラーの原因になります。
どうもギアのかみ合わせもよくないようで調整してグリスを塗り直して完了です。ローディングしました。
ディスク入れて見ました。再生しますが1曲目が若干音飛びが激しい。再度ギアのかみ合わせを見直して、ドライブコネクター類は接点賦活剤を吹きかけたところ改善。レーザー出力のボリュームはいじらずに終了です。
内部です。かなりシンプル。電源部と基板1枚。
左側がアンプ部。
基板部はコントロール系と奥がオーディオ部。
このコロナ禍で土日も忙しく久しぶりにゆっくりとCDプレーヤーで音楽を聞きました。
このD-105uは真空管を用いたアナログ出力が特徴なデバイスです。音も真空管特有の柔らかい感じのする音を奏でてくれます。
SONY製かPIONEER製が多いですがこの部屋においてあるCDP-553ESD(未紹介)はSONYの力強く鳴らす硬い音質です。単体では特に顕著ですがDAコンバーター(DAS-703ES)と組み合わせて大分マイルドになりましたが。対して真空管の効果か爽やかで耳あたりの良い音をは鳴らします。
またその下にあるCDP-555ESD(未紹介)もDAS-703ES(未紹介)で接続されていますが情報量も多く、鮮明な音質でまたD-105uとは違った音質です。
私の所有する機器の中ではPIONEER DV-AX-10(未紹介)がアナログ的で柔らかくて近い音を出してくれます。
あと何時間か動かして様子をみています。2台は必要ないので今後行き先も考えなくては。薄暗くした部屋で真空管のぼんやりとした灯りを楽しみながら音楽を聴くのもまたいいものです。
コメント