レーザーディスクとMSXを接続したLDゲーム起動編
前回修理したLD-8200DとMSX(PX-V7:PIONEER)を接続し、専用のP-BASICで制御が上手くいかず、原因はレーザーディスク側かMSX側なのか不明でした。MSX(PX-7)も基板洗浄し、レーザーディスクも予備機(LD-V500)に切り替えて再挑戦してみました。
デザイン的にはLD-V500のほうがいい感じですが接続してみます。
LD側は前回作成したU型の8ピンDINケーブルと音声、映像出力をMSX側に繋ぎます。
2台接続するとこのような感じです。後はMSX側の音声、映像出力をモニターに繋げます。
P-BASICからCALL LD でレーザーディスクの右音声からプログラムがLOADされます。
スモスサーキット(タイトー)1984年で挑戦。今度はプログラムを読んでいます。
待つこと2分位。
ロードが終了してスペースキーを押してます。
コスモサーキットが起動しました。
ゲーム自体はバックがLDからの解像度が高い(当時は)映像と敵キャラが上手にインポーズされて迫力があります。
久しぶりにプレイしたらハマりました。
次はアステロイドベルト(セガ)1983年をロード。
ロードが終了し起動画面。
同じようなシューティングゲームですがこちらのほうが難易度が高い?
コスモサーキットは左右のみの移動ですがこちらは上下も必要。
当時のゲームスペックではグラフィック性能に制約がありレーザーディスクの映像をインポートする方法はゲームセンターの雰囲気を家庭でそのまま再現できたことが画期的でした。
1980年代のビデオゲームはゲーム機自体がハードウェア的にも発展途上にあり現在のようにゲーム機自体が全てのグラフィックを処理するような性能を持ち合わせていませんでした。そこで当時、画質的にはクオリティーが高かったレーザーディスクを利用し背景のグラフィックや実写を重ね合わせ(スーパーインポーズ)ることによりゲーム機のグラフィックでは表現できなかった高精細な映像が表現されました。但しこのゲーム環境を作るにはLD機と専用MSX、そしてLDゲームが1万円前後とかなりの投資が必要でなかなか当時は手が出るものではありませんでした。
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