アルミニウムのUnibodyを纏ったMacBook。
このモデルは唯一MacbookProと見分けのつかない洗練されたアルミボディを持っているモデル。
以前まで使っていましたが電源が入らなくなり放置したままの状態でしたがジャンク品(起動可、メモリ、HDD、バッテリーなしでパット部不良)を安価で購入したものを復活させてみました。
電源入れてみます。起動するのでマザーボードは大丈夫そう?
背部はネジが全てなく、HDDカバーもない状態。
元々あったHDとバッテリーを外して入れ替えます。
HDDから起動しました。しかし遅い。メモリも4Gありますが・・・
致命的だったのはパットが反応しない。
以前のMAC(Core2Duo2.0GHz)からマザーを取り外し、ジャンクMAC(Core2Duo2.4GHz)のマザーとキーボードを移植することにしました。(Core2Duo2.0GHz版はキーボーが自発光式でないため)
まずは2.0GHz版MACのマザーの取り外しにかかります。
CPU周りのコネクター類を慎重に外していきます。
LCDのケーブルを外し、パネルを外していきます。
両方のヒンジ部のネジをはずします。
パネルを外すにはコツがいりました。パネルを90度ぐらいまでに開くとすんなり外れます。
マザーとバッテリーの間のアルミフレームをはずします。
CPUFANも取り外します。
次にサブウーファーを外します。
その後にドライブを外していきます。
ここまで来ると残りのコネクター類を外して慎重にマザーを取り外します。
マザーを外す前にマイクもゆっくりと剥がします。
マザーボードが取り外されました。
マザー直付けのCore2Duo2.0GHzが見えました。
もう一台も同様に外しマザーとキーボードを入れ替えます。パットだけ取り外せば問題ないようですが私の力量では取り外しができませんでした。入れ替えた筐体にHDDの代わりに使わなくなったKingston製の64GBSSDを装着し、メモリを8Gに増設してみました。
とりあえずSnowLeopardをインストールしてみました。意外と時間かかりました。40分ほど。
もう少しOSをUPしてみました。Lionをインストール。いい感じです。
スライドパットも反応しキーボードも大丈夫そう(光ります)です。
既にバッテリーはお決まりの膨張状態。
無事完成。Macbook late2008(2.0GHz)のボディ(パット、ドライブ)を使い、2.4GHz版のマザーとキーボードを移植し、Kingston製の64GBSSDとメモリ(8GB)追加しバッテリーをアマゾン(Lizone5200mAhアップル Apple MacBook ハイグレード 互換バッテリー)で購入。バッテリーが互換機ですがまだ購入できるのはありがたい。
キーボードもテカリがなくボディもそれほどダメージが無い状態。
正面左側。各種端子を装備。
本機は光デジタルオーディオ入力(兼用ミニジャック)と光デジタルオーディオ出力/ヘッドフォン出力(兼用ミニジャック)が独立して装備されており、直接デジタルアンプに出力できる。
MacBookですがこのタイプは背部のAppleマークが光ります。
右側はマルチドライブを装備。現在のMacbookは既にドライブが省略されているので貴重。
アルミのモノコックボディは10年以上前のモデルとは思えないほど美しい。 1087 1096
本体スペックは
CPU:2.0GHz Intel Core 2 Duo→2.4GHz Intel Core 2 Duo
GPU: NVIDIA GeForce 9400M、構成:256MB DDR3 SDRAMメモリ搭載(メインメモリと共有)
システムバス:1066MHz
LCD:13.3インチ (対角) LEDバックライトクリアワイドスクリーン、解像度1280×800ピクセル
メモリ:2GB (1GB × 2) 1066MHz DDR3→8GB
HDD:160GB → SSD 64GB
ドライブ:8倍速 SuperDrive (DVD±R DL/DVD±RW/CD-RW)
ビデオ:iSightカメラ内蔵、Mini DisplayPort出力(DVI、VGA、デュアルリンク仕様のDVIに対応、別売りのアダプタを使用)
インターフェイス:USB 2.0ポート2基、内蔵ステレオスピーカー、無指向性マイクロフォン内蔵、光デジタルオーディオ入力/オーディオライン入力、光デジタルオーディオ出力/ヘッドフォン出力
ネットワーク:10/100/1000BASE-T(ギガビット)Ethernetを標準装備、Wi-Fi(IEEE 802.11nドラフト規格準拠)、Bluetooth 2.1+EDR(Enhanced Data Rate)モジュールを標準装備
外寸:高さ: 2.41cm 幅: 32.5cm 奥行き: 22.7cm 重量: 2.04kg
普段使っているMacBookPro15inch Late2018と並べてみました。厚みはかなりありますがアルミボディの質感は今も変わらない。
アルミのユニボディをまといPro版と同等の質感を持ったMacBook。CPUスペックは厳しいものがありますが周辺を整備することでまだまだ使えそうです。
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