シャープのX1初号機のホワイト版です。特に初号機は3色のカラーバリエーションがあり一番売れた(有名)カラーはイメージカラーのレッドでおそらくホワイトが一番不人気だったと思います。
数年前にジャンク品(起動不可)で購入して放置状態でしたが連休が取れたので開封してみました。
しっかりと梱包されている状態です。8pinRGBケーブルとコントロールケーブル(テレビ用)、アンテナケーブルがいっしょにありました。
が本体、キーボードとも黄ばみが進んでいる状態。定番のキーボードケーブルはボロボロ状態。
キーボード。黄ばみもありますがスイッチ系も動くか微妙な感じの状態でした。
本体外観も結構酷い状態。
ホワイト色は珍しいのでとりあえず起動可能か分解してみました。
内部も良い状態ではなさそうでした。G-RAMボードは刺さっています。
カセットデッキ部は当然のごとくゴムベルトは劣化した状態。
電源は生きているようで、イジェクトもリレーをリレーを洗浄(無水アルコール、接点賦活剤)したら動き始めました。
中からX1-BASIC(CZ-8CB01)が出てきました。使えるか微妙ですが
ヘッドもなかり汚れています。クリーナか磨かないと。
カセットユニットの修理、マザーボードの洗浄を行う為にコネクター類を外していきます。
X1は解体するのにかなり手間がかかります。マザーボードとG-RAMボードが外れました。洗浄後に半田の劣化部があれば修復していきます。
CPUは当時の主流だったザイログ社のZ-80A(8bit)。
マザーボードが外した後は電源ユニットを外します。
最後に正面のカセットデッキ部を外していきます。
ドラムにはゴムベルトの残骸が付着した状態。消毒用アルコールと綿棒できれいに剥がしていきます。
ゴムベルトを作成します。
ドラム部は完成しましたがモーターが動かない。
X1のデッキ部は部品取り用があったのでそこからモーターのみ移植。
洗浄したマザーを装着し、電源ユニットも装着。
G-RAMボードを最後に刺して電源を入れています。
起動しました。
カセットデッキも自動イジェクトしカセット挿入を促してきます。
もともと入っていたBASIC(CZ-8CB01)を入れてみるとローディングを始めました。
X1-BASICが起動。しかしキーボードはケーブルボロボロで反応しないのでこれ以上本日は進めません。明日以降にキーボードケーブルの作成とスイッチ洗浄、本体のホワイトニングを進めていこうかと思います。
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