VAIO PCV-RX72K (Sony) 2001年 ジャンク購入編

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CPUはPentium4(1.7GHz)と搭載しPCとしてDVD-Rを初めて搭載したマシンでした。

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久しぶりにヤフオクを眺めていたら「ソニーバイオ「PCV-RX72K」のジャンク品です。電源が入らなくなりましたのでジャンク品として出品します。しばらく物置で保存していましたので、写真の通り外見には全体に劣化(傷・汚れ)があります。出品物は本体のみです。HDDは消去できないので添付しませんが、その他ボード類を含め下記標準品がそのままです。います。」とのことで当時(2001年)のハイエンド機で私が見つけた時は1,000円だったので1回だけポッチとしておいたらそのまま落札(1,100円)されていました。

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3日ほどで丁重な包装で送られてきました。

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外部的には筐体のプラスチック部分は紫外線なのでの劣化が若干進んでいますがクリーニングすればなんとかいけそうな状態。

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ケースは当時のソニー色の紫を基調としたミドルタワー。たしかに電源ケーブルを差して電源入れてみましたが起動しませんでした。

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パネルを外していきます。ケース自体はネジではなくフックで止められているため比較的容易にパネルが外れます。片側パネルと上部パネルをはずしました。

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まず、手前の電源を外します。既にHDDは外されていました。問題の電源。当時のPen4用電源で同じものはありますがこのサイズとフィッティングキットに入るものがあるかが不明。

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ミドルタワーではないので結構詰まっています。

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マザーボードにPetium4(1.7GHz)が大型FANといっしょに現れてきました。

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隣がメモリ(RIMM)がMAX512MBが刺さっています。

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GPU(NVIDIA GeForce2 MX/AGP)です。当時としてはハイエンドのGPUを搭載していました。

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MPEG2リアルタイムエンコーダボードです。このボードのいい値段がするはずです。私が初めて購入したカノープスのMPEG2リアルタイムエンコーダボードはボードだけでも15万したのを思い出しました。

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ところがこのVAIOの電源テスターでチェックしたところ生きています。つまり故障は電源ではなくマザーボードっぽいです。このボードの間にバックアップ用のボタン電池があります。起動しない時には一応疑います。

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ボタン電池を外して少し放置し電源だけ再度接続してみましたところ立ち上がってしまいました。原因はマザーボードのボタン電池の劣化ということでした。

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立ち上がったのでモニターを接続してみます。見事にBIOSが起動。

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本体が立ち上がったので、次はHDDの確保です。この時代はまだIDEのHDD。これも代用品を探さなくてはいけません。IDE160GBが見つかったので装着します。しかしIDEケーブルがなくIDEケーブルを家中探し、いつのものか不明ですが新品が出てきました。

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HDDを接続してみます。

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BIOS上もHDD、DVD-ドライブ、FD、メモリ、CPU等認識しています。 VAIOの場合はOSインストールだけではボード等のドライバーが当たらない為、本来の機能を確認することができません。

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これまたヤフオク眺めていたらCPV-RX72K用リカバリーディスク500円とあったのでポッチと入札しさすがに誰も入札しなかったようで落札できました。リカバリーディスクが到着したら仕上げます。

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