世界初のの電子ブックプレヤー。
990年代は現在のようなネットワークが構成されていない時代で、電子書籍のデーターを8cmCD-ROMで供給していました。
2つ折りできるクラムシェル型の筐体は表示部分はモノクロ液晶(2階調)でサイズ的にはなかり小さい。
正面には検索用のQWERTY配列キーボードがあり、上部にはF1〜F5のファンクションキーもあった。
正面には再生や停止、送る/戻る、音量調節など音楽再生関連のボタンが装備されており、再生ボタンは電源スイッチも兼ねていた。
正面左側は電源ジャック、コントラスト調節ダイヤル、イヤフォンジャックが配置されている。
右側は部出力端子を備え、テレビへの出力が行えた。
操作パネル部を持ち上げることにより電子ブックが挿入できる。音楽用の8センチCDも再生可能でした。
電池ボックスを用いることにより単3電池で駆動が可能だった。
上蓋を閉じた状態。8cmディスクを収納している割には当時としてはコンパクトでした。
本体スペックは
OS:独自
サイズ:105.2(幅)×133(奥行き)×40.8(高さ)ミリ
重量:約550グラム(充電式バッテリーパック含まず)
解像度:不明
ディスプレイ:モノクロ液晶 モノクロ2階調
画面サイズ:2.8インチ
バッテリー持続時間(メーカー公称値):3時間(電子ブック検索時)
対応フォーマット:EB
当時購入したディスクがいくつか出て行きました。数年前は起動しましたが、電池パックで電源入れてみましたがダメでした。
本機が発売された時代は検索を本で行うことが主流で電子データーからの検索ができるデバイスは画期的でありました。
当時これからは電子データーを使う時代が来ることを感じさせたデバイスでした。
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