PRADA Phone by LG FOMA L852i(DOCOMO) 2008年
イタリアのブランド、プラダとLGが共同開発したPRADA Phoneの1号機。発売当時は10万前後したため3ヶ月後に5万くらいで購入。
海外向けのThe PRADA Phone by LGのKE850(LG製:2007年)を日本向けにローカライズしiモードやiチャネルなどに対応させた。
シンプルで高級感のある本機のデザインはプラダがデザインしただけあって質感が高かった。
また、前面タッチパネルも本機の最大の特徴。このフルタッチパネルは当時は世界初。
本体にはEMBLEM&LOGOをあしらい、削り出しのメタルキーを装備した。内蔵コンテンツには「PRADA GUI」を採用し、アイコン、ウィジェット、フォントなどでPRADAの世界観を表現した。
本機は厚さ12ミリというスリムなボディに、タッチセンサー内蔵の3インチ液晶をメインディスプレイとして搭載した端末だ。従来のダイヤルキーを完全になくし、主な操作をタッチパネルで行う点が最大の特徴となっている。
メインカメラはドイツのシュナイダー・クロイツナッハ社公認のレンズを使った、約200万画素CMOSのものが搭載され、テレビ電話用の30万画素CMOSのサブカメラが追加された。
外部メモリーはmicroSD(2GBまで:ドコモ発表)対応。赤外線通信にも対応している。LG版からBluetoothは非対応になったのは非常に残念。
本体スペックは
音声通信方式:3G FOMA(W-CDMA)(800MHz、2GHz)
データ通信方式:3G FOMA(HSDPA)
形状:ストレート式
メインディスプレイ:3.0インチTFT液晶
解像度:ワイドQVGA(240×400ドット)
表示色数:約6万5536色
メインカメラ:約200万画素CMOS 撮影用ライト付き
サブカメラ:約30万画素CMOS
外部メモリ:microSD
赤外線通信機能:あり
連続通話時間:約140分(音声通話時)約90分(テレビ電話時)
連続待受時間:約350時間(静止時)
サイズ:101 × 54 × 12.7 mm
質量:約92 g
オリジナルレザーケースはプラダを象徴するサフィアーノと呼ばれる形押しのカーフレザー。本機が発売された時代には既にiphone3Gがあり、本機もミュージックプレーヤー、MP3を聞きながらメールの送受信が可能なマルチタスク機能、Bluetooth、Micro SDなどに対応しましたがiphoneほどインパクトはありませんでした。
しかしながらPRADAがマーケティングを行い、iphoneとは別のスタイルを提案した意欲的なデバイスでした。
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