ARROWS Tab Q704/H (Fujitsu) 2014年
タブレットもノートPCとしても使えるハイスペックな防水タブレット。
以前からWindowsタブレットが気になっていて本機を発注したのが3月でしたがなかなか来なくて、あとから買ってしまったVAIO DUO13が先に来てしまった状態で使うタイミングがなかなかありませんでした。
本機の特徴はWindowsタブレットだけではなく、利用目的によって本体(液勝部)とキーボードを切り離す機構を持つデタッチャブル(detachable)式のPCで購入したのは業務用。私が富士通製のPCを購入する場合は耐久性の違い(以前はそうでしたが、今はそれほど違いがないようですが)大体業務用を購入します。
4月は何かと忙しく、なかなかブログを更新できません。今日も家内が学会で軽井沢に一緒に来ています。(私は運転手ですが)待っている間、中軽井沢にある中軽井沢図書館でこのブログを書いています。
初めてきましたが雰囲気もよく、静かでいい環境で前日到着したARROWS Tab Q70をいじりながら書いています。
本機はかなりスリムなPCで、当初MSのSurface2Proも考えましたが防水・防じん対応とある程度タイピングができることで選びました。
また、6年前に富士通製のタブレットPCを購入した経過もありどの程度進化しているかも確かめたかったことも1つの理由でした。
特に防水(IPX5/7/8)と防じん(IP5X)をもつWindowsタブレットは他社にはなくタブレットとしての利用範囲が広がります。(まだ試してはいませんが)
残念だったのは予算の関係上、指紋認証を入れられなかったため、認証はパネルで行います。(今になって後悔しています。)
起動はSSDでもあるためかなり高速。
強力なCPUを搭載するため若干CPUファンの音が気になりますが排気口は左側面の上部にあるが、左手で下のほうを持てば、手が排気口に触れることはないような工夫がされています。
もう一つの特徴がタッチ操作が中心なタブレットと分離型キーボードを接続してタイピングが必要な時にノートPCとして利用できる一台で二役こなせるのが特徴です。
このスリムキーボードは電源を入れたまま素早く装着できる点、キーボード奥のヒンジにコネクタがあり、ここにタブレット本体を差し込むことでノートPCになります。
このままでは本体の重みで後方に倒れてしまうので、キーボード底面の半分ほどをスライドさせて引き出し、スタンドとして使う仕組みになっている。
ヒンジ自体にチルト機能があるために角度を柔軟に調整できる点はDUO13よりも優れています。
キーストロークも十分にあり、長時間のタイピングにも十分に耐えられる構造になっています。
以前にも富士通はこのようなコンセプトをもつPCをいくつか世に出していて、私も2008年モデルLEFEBOOKBOOK(FMV-T8260)購入したことがありましたがそれからなかり進化しているPCです。
本体背部には500Mのカメラを搭載し、NFC、中央に「ARROWS」ロゴが特徴で細かなドット調のテクスチャで質感も高く滑りにくい。
液晶部もブラック一色で統一されシンプルでフラットでDUO13と比べても剛性が高い。
上部に約200万画素のカメラを搭載した12.5型フルHD液晶。
本体の厚さは11.9ミリ。上面の右に小さな吸気口がある。この厚さは私が所有するiPad2より若干厚いがそれほど差を感じませんでした。
下面にはステレオスピーカー、吸気口、スリムキーボードやクレードルと接続するコネクタがある。
左側面には電源/音量調整/ショートカットの各ボタン、状態表示LED、排気口、ACアダプタ接続用のDC入力
右側面は、SDXC対応microSDメモリーカードスロット、フルサイズのUSB 3.0、Micro USB 2.0(Micro AB)、ヘッドフォン/マイク兼用端子、内蔵マイクのほか、スタイラスペンのホルダー
本体スペックは
カスタムメイドモデルの仕様比較 (赤枠はカスタムメイドで選択可能)
OS:64ビット版Windows 8.1 64ビット版Windows 8.1
CPU/メモリ:インテル Core i5-4200U プロセッサー(1.6GHz/最大2.6GHz)+4Gバイトメモリ
ストレージ:128GバイトSSD
光学ドライブ:なし
ディスプレイ
12.5型ワイド(1920×1080ドット/タッチ)
筆圧対応スタイラスペン
通信機能:無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0+HS、NFC
インタフェース:SDXC対応microSDメモリーカード、USB 3.0、USB 2.0(Micro AB)、音声入出力(3.5ミリ)、指紋センサー(スライド式) SDXC対応microSDメモリーカード、USB 3.0、USB 2.0(Micro AB)、音声入出力(3.5ミリ)、指紋センサー(スライド式)
カメラ:約200万画素(IN)、約500万画素(OUT)
キーボード:スリムキーボード
本体サイズ:309.6×199.3×11.9ミリ(タブレット単体)、309.6×212.7×20.0ミリ(スリムキーボード接続時) 309.6×199.3×11.9ミリ(タブレット単体)、309.6×212.7×20.0ミリ(スリムキーボード接続時)
重量:約980グラム(タブレット単体)、約1.67キロ(スリムキーボード接続時) 約980グラム(タブレット単体)、約1.67キロ(スリムキーボード接続時)
本機はWindows7ダウングレード版を購入しました。
元々仕事用のアプリケーションが対応していないこともあり試してみましたがWindows8.1ほどOSレベルで最適化されていないため8.1を入れ直しました。
6年前に購入したLIFEBOOK FMV-T8260と並べてみました。
当時はWindows Vistaの環境だったためタブレットとしてのOSレベルでのサポートは低く、またデバイス的にもノートPCの延長だっため使い勝手は良くありませんでした。
それでも当時のPCとしては先進的でしたが、6年の進化はスペック的にもサイズ(厚さ)にも表れています。
第4世代インテルCoreプロセッサーにより電力効率の改善により高いパフォーマンスと省電力を両立させ、さらに薄型ボディと軽量化を実現させたのは富士通の高い技術力だと思います。このスペックに加え防水・防じんでタイピングができる脱着式のキーボードによりノートPCとしての利用範囲も広がりWindowsタブレットとしてはなかり進化したデバイスとなったと思います。
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