PC-88初期のアクションゲーム編
だれもがPCに向かって熱中した時代。私も雑誌のダンプリストをひたすら打ち込んで何度もデバッグして完成させたことを覚えています。当時PC-8801自体はアクションゲームには不向きだと言われていましたが、このハード的な不利を克服して多くのアクションゲームが発表されました。
現在FDで生存しているゲームを系列別に分けてみました。(テープ版もかなりありますがLOADが大変なので今回はFDのみ)
スクロールシューティング式:アルフォス、サンダーフォース、ヴォルガード
3D型アクション式:ヒロトンウォーズ(キャリーラボ)、ジェルダ(キャリーラボ)、ジェルダ2(キャリーラボ)、プラズマライン
1画面式:マリオブラザーズ(ハドソン)、ドアドア(エニックス)、ハーベスト(マクロネット)、ニュートロン(エニックス)、ちゃっくんぽっぷ(ニデコムキャリー)
パズルアクション:ロードランナー(システムソフト)、フラッピー、
その他:MidnightMadic(システムソフト)
ロードランナー:ステージに散らばる全ての金塊を集めるゲーム。当時いろいろなテクニックがあり奥の深いゲームでした。
マリオブラザーズ:移植版。マリオやルイージも参加できる。
MidnightMadic:ピンボールゲーム。
フラッピー:ステージ数は200もあり特徴のあるキャラクターが青い石をゴールに運ぶだけのシンプルなゲーム。
ちゃっくんぽっぷ:アーケード版からの移植。主人公が牢屋から助け出すゲーム。
ドアドア:初期の名作。主人公を捜査して全ての敵をドアに閉じ込めるゲーム。当時I/Oにリストが公開されひたすらタイピングしました。敵ごとに追いかけてくるパターンが異なりキャラクターの動きが個性的でした。
ハーベスト:ドアドアと同様のゲーム。モンスターから逃げながら果物を収穫するゲーム。
ニュートロン:ドアドアと同じ作者。木の実を効率良く回収するゲーム。グラフィックはピカイチでした。
ヒロトンウォーズ、JELDA、JELDA2:ワイヤーフレームによるシューティングゲーム。戦闘機を操作してバルカンで戦闘機、爆弾で地上物を破壊する。1では戦闘機を操作するだけでしたが2では敵が迫ってくるようになりました。
ヴォルガード:敵を倒してエネルギーをチャージすることにより応援機が増えていく。いろいろな機種に移植されました。
サンダーフォース:8方向スクロールゲーム。地図上の存在する敵を攻撃する。このゲームもいろいろな機種に移植されました。
アルフォス:当時はアーケード版ゼビウスが大ヒットし、PC移植が待たれていましたがそれより先にこのアルフォスが登場。88では難しいとされていたスクロールを滑らかに表現でしたゲーム。ナムコ公認でゼビウス同様空中と地上の敵を倒し先に進んでいく。
A.E:もともとはAppleⅡからの移植。飛来するA.Eの破壊。通常のシューティングゲームと違い敵を倒すのではなく、発射した爆弾の爆発に巻き込むことが必要。結構難しい。 3999 4001 4002
私自体もロールプレイング系のゲームは苦手で当時はアクション系をなかりプレイしていました。アクション系も初期の88は画面が単色のゲームが多かったのですがカラー化が進み、1画面から複数の切り替え式に変わり、かなりの画面をもつスクロール式に変わっていきました。
久しぶりにプレイしてみましたが現在のゲームとはまた違った楽しみがあり、この時だけは時間がとまった感じでした。
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