PC-9801RAの修理。
このPC-98001RAは1988年に発売されたマシンで主にDOSのアプリケーション(ワープロ、ゲーム等)で使っていました。
そろそろPC-88/98系も紹介しようと久しぶりに実家のラックに保管してあるので、電源を入れたら。動かず。(電源ランプが点灯せず)
さすがに購入してから20年位放っておいたので仕方ないか。と思いながら自宅に持ってきました。
この機種にはかなりの思い入れがあるのでなんとかしないと、とネットで検索。
意外と故障事例がヒットし、予想としては電源ではないかと思われます。
本機の電源はPU463というタイプで経年劣化により電解コンデンサがやられていることが多いようです。
ということで思い切って電解コンデンサを交換してみました。
購入先は共立電子http://eleshop.jp/shop で発注後4日程度で送られてきました。
交換した電解コンデンサは C12 10uF 50V C23 4.7uF 50V CX1 0.47uF 50V の3種類
電源(PU463)の分解
結構ネジが多く、めんどくさいです。(写真を撮っておかないと戻すのが大変。)
外枠を外し、基板の下のカバーを外して問題の電解コンデンサがお目見えしました。
たしかにコンデンサの足に緑青が発生しているようにもみえるのでとりあえず代えてみました。
半田自体はそれ程時間が掛かりませんでしたがあまり時間をかけて行うと基板の自体を痛めてしますので注意が必要です。
交換した3つのコンデンサ。
半田した後、とりあえず電源だけ組み立ててスイッチを入れたところFANが回るようになったのでいけるかもと思いました。
電源を本体に戻して、スイッチを入れると電電ランプが点灯しました。
続く。
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