FMV-U8250 (Fujitsu) 2007年
FMVのウルトラモバイルPC。
法人向けモデルですが、LOOX U50と同じモデル。
白いボディはこのサイズ(UMPC)のPCでは当時は珍しかった。
もともとVistaモデルですが法人用ということもありXPが標準。
VAIOのUシリーズと重なりますがこちらのほうがスペック的(IntelA110 800MHz)には上。メモリはオンボード1GBなのでXPでは気になりませんができれば2GBはほしいところ。
キーボードはさすがにフルタッチ(キーピッチ14mm/キーストローク1.3mmのキーボード)は難しいが、なんとか入力できるもの。VAIO Uと同様両手でホールドしながら入力するスタイル。
液晶は5.6inchタッチパネルで解像度が1024×600あり以外と見やすく、180度回転するコンバーチブル構造。
タッチパネルなので画面の上から直接ペン入力が可能。
画面中央のスイッチで暗所での利用に便利な白色LED「キーボードライト」をキーボード上部に内蔵。
左側は無線LANスイッチ、電源、SDカードスロット、ボリューム、マイク、イヤホン
右側はUSB、電源スイッチ、CFカードスロッ
付属のポートアプリケーター
本体スペックは
CPU:Intel A110 (800MHz)
チップセット:945GU Express
メモリ:1GB (増設不可)
HDD:30GB
ディスプレイ: 5.6inch TFT LCD(1024×600)
光学ドライブ:なし (オプションで外付けドライブあり)
無線LAN:内蔵無線LAN
内蔵バッテリー:標準サイズ約4時間 (オプションLサイズ8時間)
指紋センサー:標準内蔵
インターフェース:USB2.0×1/CFカードスロット×1/SDメモリーカード対応スロットなど
本体サイズ:幅171×高さ26.5(~32.0)×奥行き133mm
VAIO U1と並べてみました。大体同じようなサイズですがPCスペックはU8250がかなり高いです。
富士通って本機もそうですが、いくつかタブレットPCを当時から出していましたがどれも中途半端なスペックと利用目的がはっきりとしないため市場で受け入れられないのが残念です。
本機は、富士通がウルトラモバイルPCとして出したモデルで、HDDの速度が若干遅くレスポンスはそれほど良くありませんでしたが180度回転するコンバーチブル構造とタッチパネルでタブレットPCを意識した作りで利用範囲が広がったマシンでした。
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