VAIO PCG-X505エクストリーム (Sony) 2003年 標準価格 299,800円 まとめ
HDDの交換も終了したのでPCG-X505エクストリームのまとめです。
本機は、重量825g、薄さ(最薄部)9.7mmのノートで初代PCG-505からの進化形。
初代はマグネシウムを外装素材に使っていましたが本機はカーボンを使うことにより軽さと強度を実現しました。
キーボードは従来のパームレスト部分がなく、キーボードが前面に配置される独自形状。おそらくボディの先端部はなにも基盤がないためにキーボードを設置したのではないでしょうか。
内部は超高密度実装10層基盤というMDのサイズの基盤にCPU(PentiumM)やメモリを集中させているのが特徴。
液晶は10.4インチ(XGA)でCPUは超低電圧版のPentiumM、メモリは直付け512M、HDDは1.8inchでパフォーマンスが悪い。
インターフェイスは向かって左側に集中USB 2.0×2、IEEE 1394×1(4ピン)、右側にType2 PCカードスロット×1とヘッドホンジャックを搭載。
本体スペックは
OS Windows XP Professional
CPU Pentium M 1GHz
チップセット 855GM
メモリー 512MB(固定)
ディスプレイ 10.4型TFT(1024×768ドット)
グラフィックス チップセット内蔵機能を利用
HDD 20GB
光学ドライブ なし
無線機能 IEEE802.11b/g(付属の無線LANカードによる)
TV機能 なし
インタフェース USB2.0×2、PCカードスロット、IEEE1394、ヘッドホン出力、ディスプレイ/LANアダプター用コネクター映像系インタフェース なし
外形寸法 259(W)×208(D)×9.7~21(H)mm
重さ 825g 785g
バッテリー駆動時間 約2.5~4時間
初代PCG-505と並べてみました。
ハードウェアの進化は5年経つとこれだけ薄くなるんですね。
このPCG-X505はハードウェアの質は高いのですが、実用性を考えるとメッキ部の剥げやトラックポイントの使い勝手などはさほど使いやすいものでありませんでしたが、本機は所有することによるプレミア性は高く、物作りの質の高さが光るPCではないでしょうか。
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