X1C CZ-801 (Sharp) 1983年 起動成功、まとめ編
なんとかカセットデッキ部も直り、キーボードもきれいになったので専用ディスプレイ(CRT)と一緒にまとめです。
といあえず、直ったと言うことで本体の紹介とスペックをまとめます。
初代X1(CZ-800C)の発売後1年後に発売された一体型のX1。初代がセパレート式でG-RAMもオプションで相当な価格だったが、本機はコストダウンした普及機タイプ。MZシリーズとは同様にOSを持たず、IPLからテープ(FD)起動させるタイプ。
もともとMZと差別化させるため「パソコンテレビ」として専用のディスプレイと連動させることにより、テレビ画面とパソコン画面をスーパーインポーズ(重ねる)を可能とした。(あまり使ったことないけれど)また、当時としては画期的なパソコンでテレビのチャンネル・音声がコントロールできました。
MZと同様に電源をONするとIPLが立ち上がりますがX1はメニューの中にTimerがあり、チャンネル指定や曜日、時間指定によりテレビのON/OFF ができました。
本体スペックは
CPU Z80A(4MHz)
80C48(KeyScan)
80C49(CMT)
ROM IPL用ROM(4KB)
キャラクターゼネレーター用ROM(2KB)
RAM メインメモリ(64KB)
VRAM(4KB)
PCG用RAM(6KB)
GRAM(48KB)
テキスト表示 80字×25字,40字×25字(選択可能)
反転文字,点滅文字,縦・横・縦横2倍文字可能
カラー8色(文字毎に色指定可能)
カラーグラフィック表示 640×200ドット(1/3画面)
320×200ドット(2/6画面)
カラー8色(ドット/1画面単位に色指定可能)
画面合成 テキスト画面とグラフィック画面
テキスト画面とグラフィック画面とテレビ画面
プライオリティ機能 テキスト・グラフィック画面の優先順位をつけられる
バックグラウンドカラー 8色指定可能
ビデオ出力 R.G.Bセパレート出力方式
カセットデータレコーダー フルロジック電磁メカ式内蔵
転送速度=2700ボー
サウンド出力 8オクターブ 3和音
音声出力 8cm丸型スピーカー 300mW
プリンターインタフェース セントロニクス社仕様に準拠 8ビットパラレル
ジョイスティック インタフェース アタリ社仕様 2個使用可能
時計機能 内蔵(電池にてバックアップ)
電源 AC 100V±10% 50/60Hz
スペック的にはMZと同様にZ80A(4MHz)を採用していた。わたしはどちらかというとMZ派だったので所有するX1は本機のみ。
当時流行した?サンダーフォースをLOADしてみます。
起動も問題なく、キーボードも復活しました。
次に花札狂も動きました。
次回に先日見つけたゲームをいくつか動かしてみます。
コメント
これ欲しかったんだよね。友達が初代のセパレートタイプのX1を持っていて。でも家が裕福でなかったから欲しいと言えなかった。懐かしい。