VAIO PCG-505 (Sony) 1997年
ヤフオクで去年(2019年)に2,400円で落札したジャンク品

気になっていたヘッドイレーサーの取説探していたところ、忘れていて段ボールに入ったままでした。改めてみると塗装も剥げていて結構ボロボロ。

このような状態のをよく買ったなあと思いながらとりあえずバラしてみました。

購入時は本体とCD-ROM、FD、リカバリーディスク、電源、オプションのポートリリケーターが入っていました。

パット部の劣化がないのが救いでした。

電源は入りました。(内蔵電池は外します。)液晶もそれほど劣化がないような状況。

ハードディスクがうなりを上げながらなぜかWindowsXPが立ち上がりました。CPU MMX Pentium 133MHzでメモリ32MBでWindowsXPが動いてるのはちょっと驚きでした。(ドライバーよく当てたなあ)

デバイスマネージャーみると本当にドライバーが動いています。

キーボードは若干やけ気味ですが使える範囲

いずれにしてもハードディスクは寿命が近いようなので交換します。

VAIO固有のヒンジ部のカバーを外していいきます。

上部のキーボー部が外れます。

寿命が近い1GBのハードディスクが見えます。

内蔵電池は外さないとまず起動しません。

外して電源入れるとBIOSが起動します。

IDEタイプの8.4GB以内のHDDは調達することが難しいのでSDカードを使った簡易SSDを構築します。

CFカードタイプはBIOSが認識しませんでした。

SDカードタイプはBIOSが認識。内部は大分空いてしまいますがこのまま固定していません。

後は液晶部を外していきます。


パネル部の枠がボロボロなので予備の枠と交換します。


キーボードも焼けがあるのでこれも予備部品と交換

マグネシウムボディは経年劣化で折れやすいの注意が必要です。

SDタイプSSDはアクセスすると隙間から赤の点灯が結構目立ちます。

すべて組み立て直してリカバリーディスクからリカバリーします。純正のCD-ROMドライブはまだ使えそうです。(フロッピーディスクはゴムが伸びていて使えませんでした。何台かあるのでいずれまとめてゴム交換する予定です。)

リカバリーは40分程度かかりました。

完成。劣化した枠と焼けたキーボード、ハードディスクの交換、そしてリカバリーで2時間半位。

ディスクアクセスするとちょっと格好悪い感じですが。

1997年製の初代VAIO505がいい状態で復活ができました。505シリーズを見るとなぜか手を出してしまう私にとっては名器の1台です。

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