レーザーディスクとMSX(Palcom:PX-7)によるLDゲーム 

ゲーム機

レーザーディスクとMSXを接続したLDゲーム起動編

DSC01370.JPG


前回修理したLD-8200DとMSX(PX-V7:PIONEER)を接続し、専用のP-BASICで制御が上手くいかず、原因はレーザーディスク側かMSX側なのか不明でした。MSX(PX-7)も基板洗浄し、レーザーディスクも予備機(LD-V500)に切り替えて再挑戦してみました。

DSC01360.JPG

デザイン的にはLD-V500のほうがいい感じですが接続してみます。

DSC01362.JPG

LD側は前回作成したU型の8ピンDINケーブルと音声、映像出力をMSX側に繋ぎます。

DSC01366.JPG

2台接続するとこのような感じです。後はMSX側の音声、映像出力をモニターに繋げます。

DSC01365.JPG

P-BASICからCALL LD でレーザーディスクの右音声からプログラムがLOADされます。

DSC01099.JPG

スモスサーキット(タイトー)1984年で挑戦。今度はプログラムを読んでいます。

DSC01102.JPG

待つこと2分位。

DSC01103.JPG

ロードが終了してスペースキーを押してます。

DSC01105.JPG

コスモサーキットが起動しました。

DSC01106.JPG
DSC01107.JPG

ゲーム自体はバックがLDからの解像度が高い(当時は)映像と敵キャラが上手にインポーズされて迫力があります。

DSC01109.JPG
DSC01115.JPG

久しぶりにプレイしたらハマりました。

DSC01123.JPG
DSC01126.JPG

次はアステロイドベルト(セガ)1983年をロード。

DSC01099.JPG

ロードが終了し起動画面。

DSC01132.JPG

同じようなシューティングゲームですがこちらのほうが難易度が高い?

DSC01138.JPG
DSC01144.JPG

コスモサーキットは左右のみの移動ですがこちらは上下も必要。

DSC01146.JPG

当時のゲームスペックではグラフィック性能に制約がありレーザーディスクの映像をインポートする方法はゲームセンターの雰囲気を家庭でそのまま再現できたことが画期的でした。

DSC01164.JPG
DSC01161.JPG

1980年代のビデオゲームはゲーム機自体がハードウェア的にも発展途上にあり現在のようにゲーム機自体が全てのグラフィックを処理するような性能を持ち合わせていませんでした。そこで当時、画質的にはクオリティーが高かったレーザーディスクを利用し背景のグラフィックや実写を重ね合わせ(スーパーインポーズ)ることによりゲーム機のグラフィックでは表現できなかった高精細な映像が表現されました。但しこのゲーム環境を作るにはLD機と専用MSX、そしてLDゲームが1万円前後とかなりの投資が必要でなかなか当時は手が出るものではありませんでした。

DSC01137.JPG

コメント