FMV-Q8240 (FUJITSU) 2007年
富士通ではめずらしい薄型のA4サイズのモバイル機。
薄型18.2mm ・重さ985gは当時薄いと言われたVAIO X505 EXTRMEの先端部の薄さわずか9.7mm(後部は21mm)、重さは825gには及ばないが十分対抗できるものを持っていたような気がします。(但し本機は業務用のFMV-LIFEBOOKシリーズでした。)
このマシンはマグネシウム合金を使った薄さが特徴でしたが、それと同時にいまは当たり前ですが当時(2007年)では少なかったLEDバックライトを使った超薄型液晶や富士通PCでは珍しいSSD搭載、9.5時間の長時間稼働が可能なバッテリーなどさまざまな技術が積み込まれていました。
液晶は超薄型ガラス。液晶に使用するガラスに、パソコン用途では世界最薄となる0.2mmの極薄ガラスを搭載し軽量化。
右側はIEEE1394(DV)端子、USBコネクタ、PCカードスロット、CRT/LAN交換コネクタを装備。
左側はDC-INコネクタ、SDメモリーカードスロット、マイク端子、ヘッドホン端子、音量ボリューム
左側はDC-INコネクタ、SDメモリーカードスロット、マイク端子、ヘッドホン端子、音量ボリューム
底面は吸気孔、ドッキングステーション接続コネクタ、内蔵バッテリパックロック、内蔵バッテリパック
薄さ18.2mm、軽さ985gのスマートな筐体。
指紋センサー、セキュリティチップを標準搭載 。
欠点は薄型バッテリーでは1時間持ちません。(写真のLバッテリーで9.5時間)
本体スペックは
CPU インテル(R) Core(TM) Solo プロセッサ U1400(1.20GHz)
メモリ 1GB(DDR2 SDRAM/PC2-4200)
表示機能 グラフィック アクセラレーター チップセットに内蔵
ビデオメモリ Windows Vista(TM)搭載モデル:最大224MB、
Windows(R) XP搭載モデル:最大128MB(いずれもメインメモリと共用)
内蔵ディスプレイ LEDバックライト付TFTカラーLCD (WXGA(1280×800ドット)、1677万色 )
パネルサイズ 12.1型ワイド ドットピッチ 0.204mm
SSD 30GB
CPU インテル(R) Core(TM) Solo プロセッサ U1400(1.20GHz)
メモリ 1GB(DDR2 SDRAM/PC2-4200)
表示機能 グラフィック アクセラレーター チップセットに内蔵
ビデオメモリ Windows Vista(TM)搭載モデル:最大224MB、
Windows(R) XP搭載モデル:最大128MB(いずれもメインメモリと共用)
内蔵ディスプレイ LEDバックライト付TFTカラーLCD (WXGA(1280×800ドット)、1677万色 )
パネルサイズ 12.1型ワイド ドットピッチ 0.204mm
SSD 30GB
オーディオ機能 チップセット内蔵+High Definition Audioコーデック(最大192kHz/24ビット ※24 ステレオPCM同時録音再生機能、MIDI再生機能[OS標準])、
ステレオスピーカー内蔵、
デジタルデュアルマイク(モノラル)内蔵
通信 LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T Wakeup On LAN対応
無線LAN IEEE 802.11a準拠(J52/W52/W53)、IEEE 802.11b準拠、IEEE 802.11g準拠、
セキュリティチップ TCG Ver1.2 準拠
セキュリティボタン ※28 ワンタッチボタン×4 ※29
指紋センサー 内蔵型指紋センサー
PCカード PC Card Standard準拠(Type I / II×1スロット)、CardBus対応 ※55
コンパクトフラッシュ・カードスロット -
SDメモリーカード/メモリースティックスロット SDメモリーカード 1スロット
インターフェース 外部CRT アナログRGBMini D-SUB 15ピン(添付の専用コネクタが必要)
LAN RJ-45(添付の専用コネクタが必要)
ヘッドフォン / ラインアウト端子 Φ3.5mmステレオ・ミニジャック(ヘッドフォン専用端子)
マイクイン / ラインイン端子 Φ3.5mmステレオ・ミニジャック(マイクイン専用端子)
USB USB 2.0準拠×2
IEEE1394 4ピン、S400
電源供給方式 ACアダプター(入力波形は正弦波のみをサポート)または、リチウムイオンバッテリー
バッテリー リチウムイオン 10.8V1150mAh(内蔵バッテリーパック)
7.2V 3800mAh(内蔵バッテリーパックM)
10.8V 5200mAh(内蔵バッテリーパックL)
※突起部含まず 297×219×18.2~19.9mm ※33
質量 約985g
ステレオスピーカー内蔵、
デジタルデュアルマイク(モノラル)内蔵
通信 LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T Wakeup On LAN対応
無線LAN IEEE 802.11a準拠(J52/W52/W53)、IEEE 802.11b準拠、IEEE 802.11g準拠、
セキュリティチップ TCG Ver1.2 準拠
セキュリティボタン ※28 ワンタッチボタン×4 ※29
指紋センサー 内蔵型指紋センサー
PCカード PC Card Standard準拠(Type I / II×1スロット)、CardBus対応 ※55
コンパクトフラッシュ・カードスロット -
SDメモリーカード/メモリースティックスロット SDメモリーカード 1スロット
インターフェース 外部CRT アナログRGBMini D-SUB 15ピン(添付の専用コネクタが必要)
LAN RJ-45(添付の専用コネクタが必要)
ヘッドフォン / ラインアウト端子 Φ3.5mmステレオ・ミニジャック(ヘッドフォン専用端子)
マイクイン / ラインイン端子 Φ3.5mmステレオ・ミニジャック(マイクイン専用端子)
USB USB 2.0準拠×2
IEEE1394 4ピン、S400
電源供給方式 ACアダプター(入力波形は正弦波のみをサポート)または、リチウムイオンバッテリー
バッテリー リチウムイオン 10.8V1150mAh(内蔵バッテリーパック)
7.2V 3800mAh(内蔵バッテリーパックM)
10.8V 5200mAh(内蔵バッテリーパックL)
※突起部含まず 297×219×18.2~19.9mm ※33
質量 約985g
Qシリーズはウルトラライト&スリリムモバイルで当時の富士通の技術により作られたモバイルPCで私が知る限りこのモデル以降は軽量・薄型をうたったモデルが出ていないのが不思議です。
もともとビジネス向けPCなのでデザインなどはそれほど特徴はありませんが、本機の薄さと軽さは魅力的であり、本ブログでも紹介したPedion(Mitsubishi)やVAIO PCG-X505エクストリーム(sony)に通じるものであります。但しフルスペック(SSD等)だと50万近い金額になってしまいなかなか手が届かないものだったかもしれません。
もともとビジネス向けPCなのでデザインなどはそれほど特徴はありませんが、本機の薄さと軽さは魅力的であり、本ブログでも紹介したPedion(Mitsubishi)やVAIO PCG-X505エクストリーム(sony)に通じるものであります。但しフルスペック(SSD等)だと50万近い金額になってしまいなかなか手が届かないものだったかもしれません。
またホビーユースのPCとは違い耐久性にも優れるPC(VAIO PCG-X505エクストリームのようにキーボードが劣化したり液晶の黒シミはおこりません。)であり十分に商品価値が高いPCだと思います。軽量化には非常にコストがかかりますが本機以降にこのようなコンセプトのPCが富士通から発表されないのが残念です。
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