動きそうな個体からPCG-505EX
かなりの量あるジャンク部品から個体として動きそうなものを物色してみました。まずは505EX
説明通り、電源は入りますが起動しません。
505の分解は丸形の両ヒンジのプラスチック部を外していくことから始まります。
底部のネジ6カ所外すと、内部が見えてきます。手前のスライドパットのコネクターに注意。初期の505はコネクターは2カ所あります。ハードディスクが残っているので動けば儲けものです。
起動しないときにまず疑うのは内臓電池の劣化です。私の場合は思い切って切断します。(このタイプは既に入手が難しい。)
電源入れて、1分ほど待ち電源スイッチを入れてみると起動。マザーボード系は大丈夫のようです。
幸運にもHDDも生きていました。しかもWindows2000が起動。このスペックではかなり無謀かも。
505EXのリカバリーディスクから標準の状態にリカバリーします。
キーボードは若干焼け気味。キーボードが最終的に余ったら入れ替えますがそれほど酷くないのでこのままで。
元のWindows95にリカバリーが完了。
持病のマグネシウムボディの劣化も少なくいい状態です。
全体の劣化も少なく、クリーニングしたらいい状態になりました。
PCG-505EXは
初代からマイナーチェンジでメモリが64MBになった2代目。
PCG-505X(MMXPentium(R)プロセッサー166MHz)がとPCG-505EX(MMXPentium(R)プロセッサー233MHz)が当時に発売され本機は上位機。
本体スペックは
CPU: MMX(R)テクノロジーPentium(R)プロセッサー 233MHz
2次キャッシュ 256KB(マルチバンクDRAM)
チップセット 430TX PCIチップセット
メインメモリー 標準/最大 標準64MB(EDO)
拡張メモリースロット(空き) 専用メモリースロット(0)
グラフィックアクセラレーター NeoMagic、MagicGraph128ZV+(NM2097)
ビデオメモリー 約1.1MB(9Mbit、ビデオチップに内蔵)
表示モード 約6万5千色(800×600ドット)、約1670万色(640×480 ドット)
フロッピーディスクドライブ 3.5インチ(1.44MB/1.2MB/720KB)FDD×1 (外付け)
ハードディスク 約2.1GB
ジャンク部品1台目はとりあえずいい個体が復活できました。
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