DOCOMO PRIME F-04B (富士通) 2010年
ガラケー時代。富士通が提案した標準スペック以上の個性的携帯電話3種 Part2 F-04B
携帯電話でありながらタッチ式ディスプレイ部とキーボード部が分離するセパレート型(合体型)を採用した異色の携帯電話
本体はセパレートスタイルの為、サイズも大きめ約51(幅)×114(高さ)×20.4(最薄部19.6)ミリで重量も173gありかなり重量感があります。特に液晶部は通信モジュールを内蔵しているため大分厚い仕様となっています。
外観デザインはシンプル。正面は電源キーとメニューボタンのみ。
スライドさせるとテンキー部分が現れ、通常の携帯のスタイルで使用できます。
テンキー部は薄型ですが
液晶部(本体)は厚みがあります。
またイルミネーションも何色か切替ができる仕様となっています。
メニュー画面です。前回のF900iTよりも洗練された作りとなっています。
分離されたキーボード部はテンキーとは別にQWERTYキーボードQWERTYキーボードとしてフルタイプが可能でした。
分離した状態です。ディスプレイ部とキーボード部はテンキーとQWERTYキーボードは二層構造になっています。
この二層構造のギミックはなかなか考え使いない仕組みです。
キーボードはBletoothで接続されていて本体部のワンセグチャンネル切替やカメラのシャッター操作もできる仕様でした。
タッチ式の液晶部は3.4インチのワイドVGA(480×960)のTFT液晶。
タッチパネルなので単独での使用が可能となります。
このスタイルだとスマートフォンのような使い方ができました。今使ってみると結構レスポンスもよく軽いのでいい感じです。
側面にはiモード、サーチキー、カメラボタンを配置。
バッテリーカバー内部にはmicroSDスロットがあります。 2602
背部のカメラ部です。1220万画素のCMOSセンサーを搭載。
最大6.3倍まで画質劣化が少なくズームが可能なスーパーデジタルズーム、ISO25600相当の高感度撮影に対応。レンズはフィルムカメラ換算で28mmの広角寄りのレンズが。顔認識機能を搭載し、あらかじめ登録して顔を登録しておいた被写体に優先的にピントを合わせる「個人認識撮影機能」はイマイチ使い勝手は良くなかった。
通信モジュールが液晶部にある為、キーボード部を使用しなくてもタッチパネルで単独で使用もできました。
構造的には液晶部とQWERTYキーボード、テンキーの3層構造となっているのも特徴でした。
このQWERTYキーボード。決してタイピングし易いわけではありませんがよくこのサイズに詰め込んだという感じです。
本体に加速センサーを搭載していてマップ表示では進行方向が上に向くヘッドアップ機能や画面の縦横も自動で判別できた。ワンセグは標準15fps映像を30fps表示させなめらかな表示機能も搭載していました。
本体スペックは
ディスプレイ:約3.4インチ TFTカラー 液晶フルワイドVGA(480×960ドット)約1677万色
カメラ:OUT有効約1220万画素CMOS。IN有効約32万画素CMOS
ワンセグ搭載
外形寸法:約114×51×20mm[最薄部約19.6mm](ディスプレイユニットの厚さ:約9.8mm[最厚部約12.8mm])
質量:約169g(ディスプレイユニット:約87g、キーユニット:約82g)
本機は初のセパレート携帯というギミックが魅力なハイスペックFOMA携帯でした。分離型のBluetoothキーボードはゲームコントローラーとしても使用できたり
ディスプレイ単独で操作ができるなど新しい携帯の使い方を提案した異色な携帯電話でした。
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