VAIO Type E 2004年

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VAIO Type E VGN-E70B/S (Sony) 2004年
個性的なヒンジデザインのオールインワン型VAIO type E  
本機は2スピンドルのエントリーモデルでしたがヒンジ部のデザインが印象的で今でも保管しているVAIO。購入は発売から2~3年経過してからでした。 
エントリー向けの標準的なPCは何の変哲もないつまらないデザインが多いのですが、本機はVAIOらしいデザインに一新されているのが特徴でした。 
特にヒンジ部から底部にかけてプラスチックカバーですがグレイ色とシルバーの筐体とのツートーンカラーがシンプルですが目を引きます。
本体は15inchと大型でDVDスーパーマルチドライブを搭載する2スピンドルPC。  
LCDは15インチXGA(1024×768)対応のARコート搭載クリアブラック液晶を採用。 
スペック的にはCPUはCeleronM(1.3MHz)、メモリ512MBでHDDは60GBとエントリーモデルの仕様。OSはWindows XP Home Edition SP2。内蔵のアプリケーションはDo VAIO Ver.1.1、DVgate Plus Ver.1.3、Click to DVD Ver.2.1ここら辺はSonyオリジナル。それに Office Personal Edition 2003。 
ポインティングデバイスは標準的なスライドパットでサイズも小さめ。 
キーボード部。ストロークもあり若干バタつき感がありますがサイズも大きいのでタイピングには問題はありません。  
本体左側。Wi-fiスイッチ、モマイク入力、ヘッドホン出力、TVアンテナ(VHF/UHF)、AV入力、S映像入力、DVDスーパーマルチドライブが配置されています。 
背部。今では見かけなくなったプリンター端子、D-Sub15pin、ビデオ出力端子、USB端子。 
その隣がモデムとLAN端子。 
背部のSonyロゴと天板のVAIOロゴの組み合わせが気に入っています。 
右側。メモリースティックスロット、USB2.0×3、i.LINK端子 S400(4ピン)、PCカードスロット(TypeII×2)が配置されています。  
端子類の配置もSonyらしい配置を感じさせ気に入っています。 
キーボード上部には電源スイッチ、ボリューム、輝度、ミュートなどが配置されています。 
WindowXPの起動はこのスペックでも以外とそれほどストレスを感じさせません。 
このモデルはテレビチューナー機能搭載で、付属のDo VAIOでテレビ視聴、iEPG利用の自動録画機能“おまかせ・まる録機能があり、以前紹介したClip Onのような使い方がVAIOでもできました。また付属のリモコン操作によってスタンバイ状態からテレビ視聴が可能になる“ワンプッシュテレビ”機能も便利でした。 
DoVAIOはテレビだけではなく、音楽や写真、DVD視聴などさまざまなコンテンツが再生でき、インターフェイスはSonyの当時の流行のXMB(クロスメディアバー)のような操作系は慣れると便利でした。 
内蔵のステレオスピーカーは音楽を聴くにはなかり物足りない。外部スピーカーが必要です。 
CDを入れるとDoVAIOから自動起動します。 
この頃のVAIOはオリジナルプリケーションがしっかりと作られていてこのDoVAIO。 
インターフェイスの操作性だけではなく、録画した映像のDVDへのダビングなど統合化がなされていたことも大きな特徴でした。  
このアプリケーションはTV、音楽、写真、DVDなど再生機能に特化したもので、同じGUI上で全てコントロールできたのも特徴です。(写真DVD再生) 
ドライブはマルチドライブ(DVD±RWドライブ)でディスク窓もワンポイント。   
この世代のVAIOノートではめずらしく映像出力端子を装備していました。PROFEEL PRO()に接続してDVDを再生させてみましたがエンコーダーのせいか比較的きれいな映像を出力してくれました。   
OSはWindows XP Home Edition SP2。内蔵のアプリケーションはDo VAIO Ver.1.1、DVgate Plus Ver.1.3、Click to DVD Ver.2.1ここら辺はSonyオリジナル。それに Office Personal Edition 2003。 
本体スペックは
OS:Microsoft Windows XP Home Edition(Service Pack 1a対応)
CPU:インテル Celeron M プロセッサー 1.30 GHz
システムバス:400MHz
チップセット:インテル 855GMチップセット
メモリー:標準/最大 512MB(256MB×2)/最大2GB(DDR SDRAM)
GPU:インテル 855GMチップセットに内蔵(3Dアクセラレーション対応) 最大64MB(メインメモリー共有)
LCD:15型XGA(1024×768ドット)対応TFTカラー液晶(クリアブラック液晶)(多層ARコート)
MPEGハードウェアエンコーダーボード:TVチューナー内蔵
HDD:約60GB(Ultra ATA/100)(C:約15GB/D:40GB
ドライブ:内蔵DVD±RWドライブ
外部出力端子:USB2.0(High-speed/Full-speed/Low-speed対応)、i.LINK(IEEE1394)S400(4ピン) ×1、ネットワーク(LAN)コネクター(100BASE-TX/10BASE-T)×1、ステレオヘッドホン出力(ステレオミニジャック)×1、マイク入力(モノラルミニジャック)×1、プリンターポート(D-sub 25ピン)×1
AV入力(NTSC対応、ステレオ音声入力)×1、AV出力(NTSC/PAL対応、ステレオ音声出力×1、S映像入力(ミニジャック)×1、外部ディスプレイ出力(VGAタイプ、D-sub 15ピン)×1
モデム用モジュラージャック×1、TVアンテナ(UHF/VHF)入力端子×1
WiFi:2.4GHzワイヤレスLAN(内蔵)(IEEE 802.11b/g準拠)
本機の家庭向けのオールインワン型の位置付けですが個性的なデザインとハードウェアエンコード機能付きのTVチューナー内蔵で、ノートPCでもテレビ視聴と録画が行え、自社製の質の高いアプリケーションこそがVAIOらしさを感じる1台でした。 
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