Vivaz U5i(Sony Ericsson) 2010年
軽くて軽快なSymbianOSを搭載したスマートフォン。
当時はiOS,Andoridもあり、MicrosoftもWindowsMobileでしたがいずれもまだ発展途上で比較的軽くシンプルなSymbianは使い勝手がいいOSでした。
SymbianはSony Ericssonだけではなく、当時最強だったNOKIAが採用していたことでもメジャーなOSでした。当時のSONYは従来のSymbianOSからAndroidへの移行期であり初のAndroid搭載のXPERIA X10が安定するまで使っていた端末でした。
XPERIA X10と比較しても非常にコンパクトで正面右側はボリュームとカメラ、ビデオボタンを装備。小型ながらHD画像が撮れるのも特徴でした。
左側、上部にヘッド端子とUSB端子。
本機の特徴は既にXperia_X1には採用されていたHD画像の対応できる8.1メガピクセルのカメラを内蔵。顔認識機能も備えていた。
久しぶりに電源を入れてみました。
Symbianは起動も速く、メニューもシンプルで扱いやすい。
撮影した動画や写真は、ワイヤレスLAN経由でYouTubeなどにアップロードできた。
3.2インチのフルタッチスクリーンディスプレイを搭載し解像度は640×360ピクセルと非常にコンパクトで扱いやすかったです。
本体スペックは
LCD:1600万色カラー液晶 3.2インチ液晶
OS:Symbian OS 9.4 Series 60 5th Editionn
CPU: PowerVR SGX graphics 725 MHz
RAM:256MB
ROM:512MB
カメラ:810万画素
Bluetooth:V2.1 A2DP
Wifi:Wi-Fi 802.11 DLNA
GPS:A-GPS
SIMスロット:標準
MemoryCardスロット:有
サイズ:107×51.7×12.5mm、97g
本機はOSがSymbianとキビキビしたレスポンスをもっていたので写真や動画撮影して、その場からアップロードできるような使い方が当時紹介されていましたが現在ほどネットワークの環境がいいわけではなくHD画像をUPLOADするのにはコストがかかり現実的ではありませんでした。
同時期にはSONY初のAndroid搭載のXPERIA_X10が登場していたこともあり既に時代はAndroidに移行しつつあり、このコンパクトでハイスペックな携帯が1年早く登場すればもっとメジャーになれたデバイスでした。
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