Dynabook CX/3216 (TOSHIBA) 2005年 まとめ
生まれ変わったDynabookCXです。
元々はCeleronMを搭載していましたがPentiumMに変更してそこそこレスポンスも良くなりました。発売時期もそれほど違いがないので移植も楽でした。
特徴は前段でも書きましたが光沢のある白を基調としたシンプルで直線的なデザインが特徴です。
このデザインは当時「リアル・フリート」,「インテンショナリーズ」という2つのデザイン会社とのコラボレーションで実現したものです。
特にパームレスト部は透明感のあるアクリルパネルが採用されている。
また開閉機構のラッチレス化し、裏面にもネジを見せないこだわりの設計がされています。
キーボードの印字、LEDアイコンやスライドパット、マウスに至るまで統一化されたデザインはすばらしいと思います。
液晶は12.1inchですが見やすいですが若干反射します。
右側はSDカードスロット、マルチドライブ、USB2.0
左側はi.LINKコネクタ、PCカードスロット、ワイヤレススイッチ、マイク入力、ヘッドホン出力。ボリュームダイヤル。
背部は電源、USB2.0×2、VGA、S-Video出力、モデム、LAN
もう一つの特徴としてネットワーク機能が優秀でした。特に内蔵無線LANと独自のアプリケーションのConfigfreeとの連携は良く。またBluetoothとの相性もよかったです。現在ほどBluetoothのデバイスが当時は少なかったことが非常に残念でした。 572 574
本体スペックは
テクノロジ:Intel Centrino モバイル・テクノロジ
CPU:Intel Pentium M プロセッサ725(拡張版Intel SpeedStepテクノロジ搭載)1.60GHz
キャッシュメモリ:1次:32KBインストラクションキャッシュ、32KBデータキャッシュ(メインプロセッサに内蔵)
2次:2MBアドバンスド・トランスファ・キャッシュ(メインプロセッサに内蔵)
ワイヤレスソリューション:統合型Intel PRO/Wireless ネットワーク・コネクション
チップセット:Intel 855GME チップセット
BIOS ROM:1MB(フラッシュROM)、ACPI 1.0b
メモリ:標準/最大 256MB/2GB(PC2700対応、DDR SDRAM) メモリ専用スロット 2スロット
内部ディスプレイ:12.1型XGA TFTカラー Clear SuperView液晶 1,024×768ドット
外部ディスプレイ:(オプション) 最大2,048×1,536ドット:1,677万色
ビデオRAM:最大64MB(メインメモリと共用)
グラフィックアクセラレータ:Intel 855GMEチップセットに内蔵
ハードディスク:60GB
ドライブ:DVDマルチドライブ
モデム:データ:最大56kbps(V.90対応、ボイスレス、世界61地域対応)、FAX:最大14.4kbps
LAN:100Base-TX/10Base-T(自動認識)
無線LAN:IEEE802.11b/g準拠(Wi-Fi準拠、WPA対応、128bit WEP対応)
152bit WEP対応、256bit AES対応)、1~11ch
Bluetooth:Bluetooth Ver1.2準拠
サウンド機能:AC97準拠PCIバス接続サウンドシステム(16ビットステレオ)、ステレオスピーカ内蔵、モノラルマイク内蔵
PCカードスロット:TYPEⅡ×1スロット(PC Card Standard準拠、CardBus対応)
SDカードスロット:1スロット
インタフェース :●RGB(15ピン ミニD-sub 3段)×1 ●USB2.0×3(※19)
●マイク入力(3.5mmミニジャック)×1 ●i.LINK(IEEE1394)S400(4ピン)×1(※20)
●S-Video出力×1(※21) ●LAN(RJ45)×1 ●モデム(RJ11)×1
●ヘッドホン出力(3.5mmステレオミニジャック)×1
セキュリティ機能:パワーオンパスワード、インスタントセキュリティ、セキュリティロック・スロット
外形寸法(突起部含まず):279mm(幅)×238mm(奥行)×34.8mm(高さ)
重量:約2.0kg
本機はPCに機能を追求するだけではなく、洗練されたシンプルで統一されたデザインがされたマシンです。
それほど注目されたわけではありませんでしたが今回修理して改めて見直してみましたが飽きのこないデザインは現在でも陳腐化されないマシンだと思います。
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