VAIO S Series

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VAIO S Series 2011年 VPCSB38FJ

フルフラットボディを実現したVAIO S  

光学ドライブとGPUを重視する「SPEEDモード(外部GPU)」と、バッテリー駆動時間を重視する「STAMINAモード(CPU内蔵GPU)」を、筐体上の物理スイッチで切り替えることができたモデル。 
安価で購入したので少しイジってみました。VAIO S。発売は2011年で発売から15年が経過したモデルです。
ゲーミングパソコン、液晶モニタまで【PC WRAP】

SONYブランドの終焉期

この世代はSONYブランドとしての終焉期にあたる時期でしたがSONYが作るVAIOらしい個性的なモデルが多く存在していました。
軽量でカーボンファイバーを用いて質感を向上させたVAIO Pro13。本機の上位モデルでもあった質感の高いVAIO。以前紹介したのがブラックボディPRO13でしたがシルバー色も質感が良い。

アルミ素材によるヘアライン仕上げはVAIOの質感を上げてくれます。

この時期にはWindowsタブレット機も多く存在し、VAIO DUO13はタブレットとノートPCのハイブリッド機。

個性的なVAIOが多く、良い時期でした。上位モデルにはVAIO Zがありました。(Z Seriesはいずれまとめて紹介したいと思います。)

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Windows11が動く環境

実際に動かしてみましたがCPUが2世代目のCore i3 2.2GHz、メモリ2GB、HDDは抜かれている状態でした。
したがって、まずは動かせるように所有するパーツで仕様いっぱいに拡張することにしました。 
アクセスは背部から可能でした。通常このタイプは裏蓋全部外すパターンが多いのですが本機は2カ所のネジで比較的容易で手前のカバーを外すだけでHDDとメモリにアクセスできます。
メモリとHDDは抜かれた状態でした。 
スペック的にはHDDからのWindows11の起動が現実的ではないのでSSD(128GB)を増設。 
メモリは4GB(オンボード)に+4GB(DDR2 PC2-5300)を追加して8GBとして完了。 
Core i3 2.2GHz、メモリ8GB、SSD128BGでWindows11をインストールしてみました。 
CPUが2世代のCore i3-2330M プロセッサー 2.20GHzだったのでどうかなと思いましたが意外と快適です。少なくともインターネットやOffice程度なら普通に作業できます。 

VAIO S 2011年

13.3インチワイド液晶とフルフラットボディによるスタイリッシュなVAIO 
本機は2011年当時のVAIOシリーズの中ではモバイルタイプの中核機でした。 7495
特徴的だったVAIOのシリンダーデザイン(ヒンジ部分に円筒形のパーツ)から決別してデザインコンセプトであるフルフラットを実現したデザインが印象的です。 7492
外観は軽量かつ高剛性を実現するため、外装には振動や衝撃に強いマグネシウム、パームレスト部分にはアルミニウムを採用。また、断面を六角形の構造(ヘキサシェル)とすることで堅牢性を確保した薄型フルフラットのボディや、画面を開いた時にヒンジが見えない構造など、シンプルながら細部にこだわりを持っていました。
この新開発されたヒンジは、ディスプレイを開くと本体の背面に潜り込むドロップダウンヒンジでした。
このヒンジ機構は閉じているときは最厚部わずか23.9mmという完璧な長方形の一枚板となり、開いているときにはヒンジが視界に入らず、画面だけに集中できるというミニマルな機能美を体現しました。 
ドライブを内臓しワイド液晶にGPUにAMD Radeon HD 6470Mするなど基本性能にもこだわり、これは当時のハイエンド機VAIO Zで培われた技術が、このSシリーズにも惜しみなく投入されました。 7499
それが「パフォーマンス・スイッチ」でした。特にSPEEDモードは立したGPU(AMD Radeon HD 6470M または 6630Mなど)を稼働させ、動画編集や3Dゲーム、高解像度の画像処理といったヘビーなタスクを力強くこなします。 7510 スライドパットは標準的ですが機械式のボタンは使いやすい。 
キーボードはキーピッチ約19mmのアイソレーションキーボードは、長文入力でも疲れにくく、打感は良く打ち心地があります。照度センサーが周囲の暗さを検知して、入力操作が行われると点灯するバックライトキーボードを搭載していました。 
本体左側にはDVDスーパーマルチドライブが配置されています。物理メディアを扱う作業や、古いソフトのインストールには欠かせません。 7533
右側はSB (USB 2.0) ×2、 SuperSpeed USB (USB 3.0) ×1、有線LAN、HDMI、メモリースティック デュオ” スロット ×1、 SDメモリーカード スロット ×1を装備。  
メモリースティック デュオ/SDメモリーカードのデュアルスロットはいかにもSONYらしい。 
LCDは13.3型ワイド(16:9)、解像度:WXGA 1366×768と若干狭い。(当時のモバイルPCでは標準的) 
WEBカメラも内蔵。有効画素数31万画素

本体スペックは
CPU:Intel Core i3-2330M プロセッサー 2.20GHz メモリ:4GB+4GB
GPU:AMD Radeon HD 6470M グラフィックス
ディスプレイ:13.3型ワイド(16:9)、解像度:WXGA 1366×768
ストレージ:SSD 128GB ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ(DVD:約8倍速、CD:約24倍速)
インターフェイス:Hi-Speed USB (USB 2.0) ×2、 SuperSpeed USB (USB 3.0) ×1、有線LAN、HDMI、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 2.1 + EDR準拠、“メモリースティック デュオ” スロット ×1、 SDメモリーカード スロット ×1
外形寸法:約 幅331mm×高さ23.9mm×奥行224.5mm
重量:約1.72kg(バッテリーパック装着時)
このVAIO Sは従象徴的なデザインの転換になり新たなヘキサシェル構造による構造的な強化とフルフラットボディによるモビリティの進化、強力なGPUを状況によって操る快感を与えてくれたモデルでした。 またこの薄さと美しさを追求しながらも、圧倒的な計算能力(Core iプロセッサー+GPU:Radeon HD 6470M)、スタミナバッテリー、そしてビジネスの現場で求められるすべての光学ドライブ搭載する2スピンドル・モバイルノートでした。
発売から15年が経過した現在では光学ドライブが不要となり、インターフェースがUSB Type-Cに集約されましたが、このスペックでも現状の環境下(Windows11)でも動くVAIOは当時の妥協ないプロダクトだからこそです。 この時期のVAIOノートは個性的なモデルがあり楽しい時代でした。

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